『愛する人と共に在りたい』主人公のこの想いを軸に紡がれたこのお話は、SFではありますが、同時に究極の純愛の物語でもあります。私がいろいろ申し上げるよりも。ただ、読んでみてください。そして、この美しい純愛の物語が醸し出すものを、心に染み込ませてみませんか。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(159文字)
互いに愛する人に生かされている二人は正しく一心同体の愛の結晶です。 それはどんな宝石よりも美しく尊い。愛してると何万回言ってもこの愛には及ばない。 切ないほど美しい桜の散る情景の中、刻々と静かに流れていく二人だけの時間は、心は共にあれど身体は違うと言う不条理を超えることはできません。 短い文章の中でこれほど深い感動与えてくれる作品は稀です。素晴らしい作品です。また、タイトルのセンスの良さも秀逸!