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概要
ぬいぐるみの体って、全く動かんのよ。でもそこまで火の手が迫ってるんだが
古い屋敷の倉庫に三十年、忘れ去られたオレンジ色の割とでかいミミズクのぬいぐるみ。
それが今の僕だ。気が付いたらこの体になっていた。元は普通の人間である。
今の体は、五感は機能していても、体は全く動かせない。
星空を見上げる事しか出来ず、昔のことはだんだん思い出せなくなってきている。
そんなある日の夜。屋敷が燃えた。動けない僕も当然燃えたのだが、焼失の瞬間、見覚えのある帽子としっぽを目にする。
そして目が覚めたら…
それが今の僕だ。気が付いたらこの体になっていた。元は普通の人間である。
今の体は、五感は機能していても、体は全く動かせない。
星空を見上げる事しか出来ず、昔のことはだんだん思い出せなくなってきている。
そんなある日の夜。屋敷が燃えた。動けない僕も当然燃えたのだが、焼失の瞬間、見覚えのある帽子としっぽを目にする。
そして目が覚めたら…
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