しあわせと、半分ずつのアイのある道

明鏡止水

第1話

幸せと不幸せは

人生で半分ずつだと思っていた

自分が子供の頃から

赤ちゃんの頃があんまり幸せだったのなら

これから

いまあるのは

不幸せだけである

そんな考えはすこしスライドしてきた

人生いくらでも幸せになっていいのだ

人生いくらでも不幸せになっていいのだ

そもそも

幸せにならなくても不幸せにならなくてもいいのだ

生きていていいんだろうか

他のものを食べて出して探して仕事をして

仕事をせず探さず寝て起きて

半分ではなかったのだ

それだけで収穫だったのに

見つけてしまった


じぶんは幸運なほうなのだ


だから生きてるなんて

使わない


それでも


たまに爆発する

やっぱり人間は

わたしという人間は

失敗をする

その失敗を取り返すのは仕事ではなく

失業保険と障害年金

やっと見つけた

うつ病の時ももらえれば良かったのに

幸せの

幸せについての話

これから

まっすぐになっていくかな

限界の先で

わたしはやっと電車に乗った

明日になったら

ああ違う

今日になったら

両親にも

秘密な荷物が届く

高かった

しかももう興味がない

なので

両親にあげちゃおうかな

無理だな

一万円近い媚薬のようなもの

どうか引かないで

すごく悩んだんです

どうか効果が少しでもあれば

と思いましたが

なんの話をしているんでしょうね


とにかく幸せになるのなら

生きていた方がずっといい

防犯ブザー忘れないで


不幸せになるのならそれは考えないで

悪いほうは貴方を勇者にしてくれるけれど

使い捨ての駒がじっと見てる

あなたは

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しあわせと、半分ずつのアイのある道 明鏡止水 @miuraharuma30

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