ちょっと風変わりかもしれないカクヨムコン8体験記
蜜柑桜
第1話 この体験記について
こんにちは皆さん。初めまして。
僕は皆さんの世界ではぬいぐるみと呼ばれているしろくま、名前はティート・チェーザレ・アレクサンドル・コリオラヌス・ヴィットーリオ=マクシミリアン・リチャード・ルイ・フィリップ八世です。
え? 長い? そんなそんな。かのポーランド王国ルイス・フェリペ・マリア・フェルナンド・ペドロ・デ・アルカンタラ・アントニオ・ミゲル・ラファエル・ガブリエル・ゴンザガ・シャヴィエル・フランシスコ・デ・アシス・ジョアン・アウグスト・ジュリオ・ヴァルファンド陛下に比べたら僕なんて。
「ねえテト」
って僕の持ち主の美冬ちゃんはどこかの小さなキツネに似たリスみたいな名前で呼ぶのですが、美冬ちゃんなので僕も許してます。あの白い空飛ぶ乗り物のお姫様は僕も尊敬してますから。
(あ、美冬ちゃんというのは、カクヨム作者様のゆあんさん発、筆致企画の主人公です)
初めましてでない方は、またお目にかかれてとても嬉しいです。
これはカクヨムコンテスト第8回の体験記になります。え? 僕が小説を書くのかって? 嫌だなぁ、僕は小説を書くんじゃありません。紙に書かないと言っても、頭の中にできているんです。たぶん。
でも僕じゃなくてですね、蜜柑桜というアマチュア物書きがですね、自分の作品が本になったらいいなぁって、とても真面目に思っているみたいです。その割に力及ばずですが。
でも書いてコンテストに参加すると、とっても精神的に疲れるんですって。心配になったり、気になったり、仕事もあるのでストレスフルマックスだそうです。
でも書いていないと落ち着かないとかいう、困った状況らしくて。
しかし酷いのですよ。自分が体験エッセイ書いたところで、きっとあまり面白くなさそうだし、他の優れた体験記が他にもあるからって。ストレス減らすためにも、多分、テトが話した方がいいって押し付けたんです。
お願いするなら僕の立派な本名、ティート・チェーザレ・アレクサンドル・コリオラヌス・ヴィットーリオ=マクシミリアン・リチャード・ルイ・フィリップ八世と呼んで頼むべきだと思うんですけど。
大体この作者、過去の体験記もエッセイ調ではなくて、作品世界で作品の登場人物に話させるとかいう、物語+エッセイの体裁をやらかした人間ですから。
でもまあ、僕も皆さんにお目にかかりたかったですし。この一大イベントを覗いてみるのもやぶさかではありません。
作者の蜜柑桜とかいう人間は、コンテストに参加しています。作品のお話はまたするとして、まずはそのリストを貼っておいてと、おつかいを頼まれました。
これです。今のところ短編3つと長編はハイ・ファンタジーひとつですね。
https://kakuyomu.jp/users/Mican-Sakura/collections/16817330650323259666
この体験記という名の僕のリポートはですね、次の目的から成っています。
・カクヨムコンテストの考察
・作品の紹介(自薦のほか、なるべく参加者様の作品紹介を)
・コンテスト期間に考えること
・カクヨムのお友達とわいわい
・上記を通して、コンテスト期間をできるだけ楽しく、実のあるものにすること
一体、どれだけ実現できるでしょう。本業、まとまった休みないですけれど、書くのが元気の源です。
コンテストに参加するからには、真面目に参加したいそうです。でも、受賞はきっと高望み。
それでもせっかくの大きなお祭りなので、色んな方の作品を見たり、ご意見を聞いたり、良い機会だと思うそうです。そうですね、うだうだ悩むなと言いたいところですが、まあ僕も賛成してあげてもいいです。
作者だけの独りよがりでなくて、読者様にも実りある体験記を目指したいそうなので、ご協力いただけますか?
それでは、あまり堅苦しくなく、参りましょうか。
あ、僕の名前、覚えていただけました?
ティート・チェーザレ・アレクサンドル・コリオラヌス・ヴィットーリオ=マクシミリアン・リチャード・ルイ・フィリップ八世です。お見知り置きを。
自慢の毛並みはアンゴラ山羊の毛です。冬にはいいですよ。おすすめ。
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