「短編 雪」を含む小説

　中学1年生の明日香は従兄の悠希に憧れて、陸上部に所属。そして冬になったら、『冬だけスキー部』でクロスカントリースキーをやることにしました。 　が、彼女のいる滋賀県では近年雪が積…

相棒を想う少年の短い手紙。タイトルは「木の枝などから滑り落ちてくる雪」のこと。短編賞創作フェス①《スタート》参加用の書き下ろしショートショート……ですが、この内容はちょっと無理が…

『桜花の万華鏡（カレイドスコープ）』。 それが彼、「サポートキャラ」椿雪仁（つばき・ゆきひと）が生まれてきてしまった乙女ゲームの世界だ。 何度も繰り返した冬のある日。 今日も「…

男は恋人の待つ故郷に戻る途中、雪崩に巻き込まれ雪に埋まってしまった。 故郷で待つ恋人の元へ、男は帰ることができるのだろうか？

雪の降る日。白と闇と赤い色が見える。 ぼくは白い息を吐いて、起きないお母さんの隣で眠りにつく。 誰かの呼びかけに、ぼくはパチリと目を開けた。 雪の積もる世界を、ぼくとスノーマン…

　降りしきる雪の中、大忙しだった仕事を終え帰宅する平凡な会社員の湊人。 　 「ココアでも飲むか」 　寒さにやられて、中学時代の帰り道に好きだった初恋の相手とよく飲んだものを思…

　「私」は高校生の時、小学生時代の友人である美也子と、公園で久しぶりに再会した。その後も彼女と公園で会うようになったが、上手く話が弾まない。あるとき、彼女がこう告げた。「人は死ん…

同棲中の彼女「ゆん」は男キャラのコスプレをする【男装コスプレイヤー】だった。 普段はたぬき顔をした癒し系彼女なのに、休日になると筋骨隆々のガラの悪いおっさんに！ コスプレイヤーの…

その音を聴く度に、僕は君を思い出す。 渋谷の喫茶店でかつてのクラスメート、鈴原雪音と偶然再会した僕。 特別な関係性では決してなかった二人だが、僕と鈴原には一つの思い出があって………

霜月真雪と伊波颯太、幼馴染の少年少女のお話。 車で帰宅途中、渋滞に巻き込まれているときに真雪はトイレを我慢できなくなり――。 ※この作品はpixiv、アルファポリスにも掲載して…

食べることが好きな食道楽子ぽっちゃりな28歳。 温かい鍋をおなかいっぱい食べて、母と話していると眠気が。 ……声をかけられて目を開けると、そこは雪が降り積もっている真冬の外！ …

　小１の頃から自殺願望を抱えながら生きてきた、中学２年生の遠山凛来（とおやまりく）。 　凛来はゴールデンウィーク明けの翌日から始まったいじめが原因で、自殺することを本気で考える…

財閥の本家の長女である私は、 29歳の5月22日に家が決めた婚約者と結婚をする。 結婚するその日まで、 好き好き大好きの嘘をつかせて。 エブリスタさんにて恋愛トレンドランキング…

雪がちらつき息も白くなる夜に、一人の少女がクリスマスチキンを売っていた。

いつも一緒にいて仲が良い由紀と剣成。ある日剣成は由紀の事を友達じゃなく、恋人として意識しだす。二人は公園で開催されるクリスマスパーティーを行く約束をした。だが、その次の日から由紀…

名前の読みが同じ雪希と友紀は親友だった。 そんな二人に、悲しい別れが訪れる。 クロノヒョウさんの企画参加作品です。 お題『とどかなかった背中』 ・ミステリーと呼べるか…

積雪が続いて人々の侵攻を阻む。 私はシャベル片手に突き進む。 柴田　恭太朗　様【三題噺 #45】「リズム」「芳香」「ノック」 https://kakuyomu.jp/use…

前・中・後篇で完結のミステリー。下記の自主企画のための書き下ろし ●クロノヒョウさんの企画概要 ・お題に沿った書き下ろし完結作品であること ・ジャンル「ミステリー」のみ ・タグに…

この街には古くから続く「奉歌祭」という風習がある。 祭りに参加する人達が各々曲を作り、この土地の神様に向けて奉納するというものだ。 毎年大勢の人が参加するこの祭りに、俺――春喜は…

※初のクリスマス記念投稿百合作品。 クリスマスの夜、厳かな音色のコンサートが開かれている教会の礼拝堂の外で、「私」は、愛する女性-「聖母」を待っている。 前世-禁教令で、信じる神…