「墓」を含む小説

初投稿。 墓を守り、人を看取る化け物の話。 明るくはない、けど、バットエンドでもない。 きっとハッピーエンド。

死者やホラーの恐怖とは、生者の幻想によるもの。お葬式やお墓、都市伝説は、決して自然発生したものではなく、何らかの形でできあがってきたもの。そこには確かな意味があり、存在する。そこ…

　右腕が義手の傭兵ハルダーは、それを作った魔術師キシルの仲介で、ヴェンレイディール国の王女イフェリカに家族の墓探しの手伝いを依頼される。 　ヴェンレイディールは、ハルダーやキシ…

　今回は宇宙と深海について調べてきました。赤色巨星（せきしょくきょせい）や超新星爆発（ちょうしんせいばくはつ）、深海の生物が潰れない理由などを解説する予定です。他にもアンコウが光…

死者の胸に花が咲く。そんな花達を、命花を墓とともに植える世界。彼は薔薇を主としたローズセンターで命花の世話をしていた。そこに、不吉の象徴とされる曼殊沙華を抱えた少女がやってきて…

幼馴染の葬儀屋の一角を間借りして旅行代理業を始めた主人公。 第一話　晴れ女 働いていた旅行代理店が潰れてしまった里佳は、幼馴染の浩人の実家の葬儀店の仕事を手伝う。そこで出会った…

ある日を境に抱いてきた罪悪感。俺は踏ん切りも付けられずに腐っていた。 こんな気持ちで向かった先は幼馴染みのお墓。 しかし、空に見透かされたように雨に追われ、ボロいバス停に避難する…

襟巻き巻いて、長い上着羽織って、仕上げに眼鏡を顔に乗せたなら、靴紐結んで風の中。 詩になりきれない言葉を弔ってやらなきゃならない。自分の生んだ言葉の墓は自分で掘ってやらなきゃな…

作家志望の男、鶴森ハルオ。旧友を亡くしたことを機に、なぜか仕事を辞めてみた。 ある日訪ねてきた見知らぬ女に、猫を差し出される。 ——「ねこ探しています　鶴森ハルオ」 誰かが勝手に…

勇者、魔法使い、詐欺師、日本人、薬屋、墓守り、狐人・・・様々な出で立ちと様々な異能力を持った異世界人が突如としてこの白い部屋に現れた。 彼らはなぜここに呼び出されたのか、そして何…

　未来。最終戦争を勃発させた人類はすべての「敵」と戦いはじめ、一つの勢力を残して全滅した。 　残された人類は生き残る手段として、人よりも上位に位置する管理者と存在しない敵を作り上…

ノートに書き溜めていた詩のような物を少しずつあげています。

朗読用に書いたもの。

AI(人工知能)元年といえる2017年。これからの人間社会の在り方をここに問いかける。 この作品の著作権は筆者に帰属し、書籍化電子書籍化を前提に期間限定で無料公開されていますが、…

舞台は新潟、主人公は東京からやって来た女子大生です。 主な登場人物は、女子大生がバイトするパン屋さんがある小さな温泉街の宿の主たち、パン屋さんの店主夫婦、それから温泉街で暮らす若…

「スサノオは女装している」 歴史学科の学生、別府健吾は、造形屋平城久秀が造ろうとしているオリジナル造形作品のアイディアを聞き、あきれた。 あり得ない設定を許すわけにはいかない健吾…

〈詐術〉（さじゅつ）――。 　それは嘘を真実に変え、人知を超えた現象を引き起こす秘術。 〈詐術師〉（さじゅつし）――。 　それは〈詐術〉を操り、砂漠に雨を、雲の下に日差しを降ら…

墓守清正と、ネズミの物語。 『レネゲイド・ウォー』発売記念、ていうか、この新ステージで、リプレイ『メビウス』シリーズに参加した自キャラとその相棒がどんなパラレル人生を送っているか…

筆者が考えていることを述べよと言われても、僕にはわからない。 ただ、この言葉は美しいかと問われれば、僕は即答できるだろう。 僕は考える。僕自身のこと、すれ違う人のこと、好きな小…

2002年6月、日韓ワールドカップ開催。 僕はアルゼンチン対イングランドの試合を観戦するため函館を訪れた。 僕は父と語り、祭りの狂騒の中で己のルーツを通り過ぎて行った。