概要
「それでも、私を守ってくれますか」
右腕が義手の傭兵ハルダーは、それを作った魔術師キシルの仲介で、ヴェンレイディール国の王女イフェリカに家族の墓探しの手伝いを依頼される。
ヴェンレイディールは、ハルダーやキシルが暮らす国リューアティンと戦をして負けたばかり。リューアティンに併呑され、ヴェンレイディールの王族はイフェリカをのぞく全員が処刑されていた。リューアティンに留学中だったイフェリカは処刑はまぬがれたが、リューアティンに懸賞金をかけられていた。それを知っているハルダーは一度は断るが、キシルに弱みがあるため結局引き受けることに……。
ヴェンレイディールは、ハルダーやキシルが暮らす国リューアティンと戦をして負けたばかり。リューアティンに併呑され、ヴェンレイディールの王族はイフェリカをのぞく全員が処刑されていた。リューアティンに留学中だったイフェリカは処刑はまぬがれたが、リューアティンに懸賞金をかけられていた。それを知っているハルダーは一度は断るが、キシルに弱みがあるため結局引き受けることに……。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!いつの時代でも色褪せない王道ファンタジー!
隻腕の傭兵が、亡国の王女様を護衛しながら家族の墓を探すというお話。最初のエピソードを読んだ瞬間から、何だか懐かしいような新鮮なような不思議な気持ちになりました。最近の駄女神やら転生やらという異世界ファンタジーに慣れてしまっていたからでしょうか。
思えば、一昔前はこういう骨太なファンタジーこそが王道だったような……。だからこそ読みたいという私のようなファンタジー好きな読者は他にも必ず居る筈。いい意味で男臭くて、面白いです。
王道とは言いつつも、王女様の不審な言動や主人公の過去など。ところどころで気になる伏線やら見所がちらほら。今後の更新が待ち遠しいです。純粋にハイファンタジー好きな方にはぜ…続きを読む