いつの時代でも色褪せない王道ファンタジー!

隻腕の傭兵が、亡国の王女様を護衛しながら家族の墓を探すというお話。最初のエピソードを読んだ瞬間から、何だか懐かしいような新鮮なような不思議な気持ちになりました。最近の駄女神やら転生やらという異世界ファンタジーに慣れてしまっていたからでしょうか。

思えば、一昔前はこういう骨太なファンタジーこそが王道だったような……。だからこそ読みたいという私のようなファンタジー好きな読者は他にも必ず居る筈。いい意味で男臭くて、面白いです。

王道とは言いつつも、王女様の不審な言動や主人公の過去など。ところどころで気になる伏線やら見所がちらほら。今後の更新が待ち遠しいです。純粋にハイファンタジー好きな方にはぜひおススメしたいです。