「青春文学」を含む小説

フォークソングを練習中。聴こえてきたハーモニー。 その声の正体は？

ゆびきりげんまん。うそついたら、はりせんぼんのます―― 雪平の妹、イツカの友達だった迫田流星が自殺した。流星はなぜ死を選んだのか、イツカが学校にいかなくなった理由はなんなのか。 …

中２の俺は、陰キャゲーマーだった。 そんな俺がコンビニで買い食いしていると……

５年前、よくミニコンサートに来ていた女子高生。あれから５年。今度は彼女たちが歌を歌っているという。 そのライブ会場で初めて知った彼女たちの秘密。

青春純文ぽい話です。

１７歳の高校生・賀野清人（かのきよと）。ついたあだ名は『聖人』 不思議な同級生・春川真子（はるかわまこ）と出会うことによって、清人の『信念』は大きく変わっていく。 神奈川県を舞台…

本を読んでばかりの一匹狼「日向「（ひなた）」はある日クラスの優等生、伊月（いづき）からとある原稿を渡される。それは高校生作家であり同じ学年の「光（ひかる）」の小説だった。 物語を…

陸上競技は才能が全て。天才の隣では努力しても「秀才」が及第点だろう。でも、憧れてしまう。自分にはない強さが欲しい、誰よりも速く、誰よりも遠くに跳びたいと。願ってしまう。もう少しだ…

バッドエンドしか書かない先輩と小説家を殺したい後輩の、二人きりの文学部のお話。

女子高生の「私」は父子家庭。どうも自分の出産後に母は死んだらしい。上の姉二人は母の愛情を受けられたので真っ直ぐ育ったが、「私」はどうにも捻くれている。その自覚はあるのだが、やっぱ…

その名前と凛とした容姿から高校で『月の女神』と呼ばれているクール文学系美少女、月見 綺零(つきみ きれい)を好きになったのは、ただの平凡な男子高校生だ。 『―――私ね、"月が綺…

ぼくたちは夜明け前の屋上にいる。団地の屋上から、ぼくたちは明日を見つめる。 さよなら、すれ違いばかりだった、ぼくたちの風たちの日

高層団地の屋上。死を決めたヒロミを思いとどらませることはできるのか。

みずから死ぬことを選んだヒロミを、助けることはできるのだろうか。 いや、助けなければならない。二人のためにも。

ある一枚の絵画に囚われた少年の物語。

親友の死に、姉の失踪に。私たちは青春の醜さを知る。 前編:川端康成青春文学賞落選 後編:織田作之助青春賞落選 【姉文芸コンテスト】準大賞

　何やってんだ、オレは。 　何が自由だ、バカなのか。 　右手を突き上げる俺はロンリーシュプレヒコール唯一の旗手だ。誰にも迷惑がかからないオンリーボイコットで、誰にも見てもらえない…

絶望の中で、一縷の望みがあった。それはヒロミが晩秋の上野公園で話してくれた彼女のこだわりだ。 ヒロミ。早まるんじゃない。ぼくは必ず、おまえを見つけだす。

深夜の環状七号線。ぼくはオートバイを走らせた。 あの日にほんとうの、ピリオドを打ちたくて。

ボタンの掛け違いの恋は、こうして終わってしまうのか。 最後の望みを託して、ぼくはヒロミに告げる。 その言葉とは。