「万人向け 不思議」を含む小説

コンビニの商品企画を仕事にする櫻井海翔《さくらいかいと》２７歳独身。 いつも通りの時間に会社へ行き、いつも通りの時間にコンビニで夜飯を買い、いつも通りの時間に家に着く。そんな平凡…

サイエンス要素のない少し不思議な物語。 1話完結の短編小説（ショートショート）。

私に届いた最後の贈り物。 それは、私の宝物になった贈り物。 みんなに会えて幸せだったよ。 　 「あれは何だったんだろう…」 「やっぱり分からない…」 何度考えても分か…

少年が夢の中に入って個性豊かな仲間と共に大冒険。 少年が、知らなくて夢の世界で事件を起こす。 それが現実でも影響を与えてしまい、大変なことに。 その事件の責任を感じた少年が、勇気…

何処にでも居る普通のOL 美影李華は不思議な夢を見る。その夢はどこか懐かしく感じ少し儚げだった〜 そして、その夢を見た日から人ならざるもの通常あやかしが見える様になった。

島や大陸や海が世界に浮かんでいる世界の辺境で育ったゴーレム鍛治の少年、カナタ・ウィルゲイズは空の世界に憧れながらも変わり映えのしない日常に辟易としていた。 そんなある日、フェノシ…

町はずれのとある古本屋で働く大学二年生、晴。 彼女が働くお店は「ふつう」の古本屋ではありません。 本に捨てきれない特別な思いを持ち、不思議な力に招かれた人たちが訪れる本屋、それが…

第一章 　水上都市ヴェルナスタで暮らす少年リヴィオは、ある夜、巨大な魚に手足の生えた怪魚人に襲われる。 　一緒に巻き込まれた青年アルマンドの説明にすがって、妙な丸薬を飲むと、その…

ちょっと不思議な父との再会。再会したことで揺れ動く娘の心理を汲み取っていただけると嬉しいです。

昔から妖怪が見えてしまう僕、犬山洋輔は先生を自称する加賀美耀司と出会った。 妖怪を集めているという先生。 僕はそれに付き合うことになる。 様々な妖怪に出会って、叫びながら過ごす…

虚弱体質で男性が（生理的に）苦手な姫添聖は、１６歳の誕生日を翌日に控えた放課後、級友の鎌瀬友道に告白された。 そしてその夜、彼女は不思議な夢を見る。 ここじゃない別の世界。崩落…

化けて出たのは一羽の烏。成仏のために未練を晴らす。

私が所属しているサークルでは30分２題小説という活動を行っています。メンバーが２つずつお題を紙に書き、くじ引きで一人２つのお題を決めて30分でそのお題に沿った小説を書くという活動…

ー僕はそれに向いていない。 友人、クラス、学校生活に劣等感を感じる「僕」が楽しみにしていたのは、日々変わる町の風景だけだった。そんな折、学校を早退して町をぶらつく僕を待ち受けてい…

【暗室から出てくる先輩の顔は、ちょっとどころではなく面白い。顔全体をくしゃくしゃに縮めた出来の悪い梅干しみたいな姿を見るたび、私は心の中で「どうかこの人が一生誰からも恋しく思われ…

短編。夜桜について少しネタができたので。 小説家になろうにも投稿しています。

【もちろん役割そのものを否定するつもりはない。役割がなければ自身の身の振り方を判断することすらできず、自身の感情を持て余し、何者にもなれずに死んでいく人間に満ちた世界は腐ってしま…

【尊厳だとか人権だとか常識だとか、そういった「当然」をひとつ残らず排除してしまえば、やはり生きるとは酷くシンプルなことなのだろう。】 めちゃめちゃかわいくて躾のなっていない女の子…

大学四年、冬。 全てに嫌気がさした私は、電車の差し迫る線路へとその身を投げて飛び込んだ。 しかし、今まさに電車がぶつかるというその瞬間、なぜか世界の動きはぴたりと時間を止めてし…

　世界は不平等で利己主義の病魔が人の心を蝕み続けている。 　交わす言葉、表情、感じる心や感覚、大切なことを忘れてしまっているような気がしませんか。 　その「心の豊かさ」とはどこ…