「ホラー（ライト）」を含む小説

　文化祭を週末に控えたある日、音無律《おとなしりつ》は幼き日の友人と再会した。 　彼から託されたのは、５年前に亡くなったもう一人の友人が遺した七色のクレヨン。 　暖かくも辛い…

『深淵を覗く時、深淵もまたあなたを覗いている』──どこかの哲学者が言った。そんな言葉を思い出した。深淵を覗いていた。深淵の方から君が覗き返してきてくれてるような、そんな気がした。…

作者が友人、ヲタ君から聞いた話を、脚色しラノベ風に書いたものです。 ある日、家庭教師を雇う事になったヲタ君の家。 その家で起こる様々な出来事、現実と怪奇の狭間で、家庭教師の先…

夢月七海 氏主催自主企画　同題異話・三月号「また会いに来たよ」への参加作品。 短編集です。

　藤木恭也は高額報酬のバイトをするため、友人ふたりを連れて山奥にある洋館を訪れた。依頼人の老夫婦が旅行に行く間、ペットの世話をするだけの簡単な仕事だという。 　だが、老夫婦の出し…

この前見た夢を、多少の脚色をくわえて息抜きがてら書いてみました。 最近怖い夢とか、自分の死ぬ夢ばかり見ます。 眠るのが怖くなる感覚ってありますよね。 ホラージャンルに設定しま…

『カクヨム3周年記念キャンペーン、１日目のお題』 　～　言実第二小学校　学園七不思議その四　～ 　夕方以降、誰もいない第二運動場で複数の足音がどこからともなく聞こえてくる。 …

　見えない筈のものが視える……。 　他人の死相が視えるという特異な眼を持つ少年 成瀬蓮司。 　呪術師の祭塚一条は、蓮司の依頼を受け、怪異に巻き込まれた成瀬家の調査へと繰り出す。 …

Twitterで投稿した、ゾンビに関わる短編です。 さくっと読めます。

サイコでオカルトなバイオレンス群像劇風ホラー 夕暮れ時の繁華街、危機感のなさから脱ニートできずにいる青年は、死への異常な恐怖から不登校となった少女と出会った。 大人のフリースク…

警察官の『俺』は、証拠品として押収された『その本』にこれから目を通すところだった。イワクツキのそれを目の前に、しかし恐怖を感じていない『俺』はコーヒーを手に表紙を捲る。――照明が…

2015年、春。高校3年の原田鈴江は、校内で噂になっている怪談話を耳にする。彼女の親友、空はその話を聞いて真相を確かめるため、一人夜の校舎へと赴き、そして行方をくらます。親友を探…

名を持たぬ青年・無名は、悪魔に魂を売った父によってもたらされた呪いを解くため、父を探す旅をしていた。 神話学者だった父、アリスター・オルコットは悪魔の魅力に取り付かれ、自分も悪魔…

神の力を手にするために絶対神領域《ゴットガーデン》と呼ばれるところに入ってしまう─────────とかそんな大層なものではなくただの日常コメディ満載小説です！！ …

中学に上がってすぐ、怪異の化け物で両親を亡くした主人公、巫 蓮 (かんなぎ れん)ーー 無我夢中で化け物に抵抗する中で目覚めた力、悪食ーー 叔母の元を離れた蓮はあらゆる怪異と…

この話は無印 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888225958 に統合されています 神秘と自らを隔てていた”呪い”が解けた光太は、翰…

これは、大学進学を機に一人暮らしを始めた男の物語である。 これは、未練すら忘れてる地縛霊の未練を共に解決に導こうとする男の物語である。 これは、割とあらすじ＆タイトル詐欺な物…

麻倉ヨシカゲは退魔師である 退魔師とは文字通り魔を滅する存在だ 彼にとってそれが生業であり、彼の存在意義でもある 彼はそれ以上にもそれ以下にもなれない 今日も退魔師の元には様々な…

幽霊や妖怪がしている脅かし方は、実は人から教えられたもの。 人々を恐怖に陥れる方法、それは恐怖コーディネート課で作られています。 あなたも、ご利用してみてはいかがでしょうか。

確実な何かが起こったわけじゃない。 ただ、嫌な気持ちになる。 そんな物語。