「机」を含む小説

☆☆『カクヨム×電撃文庫MAGAZINE 読者投稿企画（お題：びっくりするような擬人化）』にて優秀賞をいただきました。ありがとうございます！！☆☆ あることをきっかけに、クラス…

高校三年生となり受験を控えた私が見つけたのは、誰かの残した机の上のラクガキだった。

退屈すぎる授業中、ふと机の上の僕の筆箱がもぞもぞと動いた気がした。暑さでとうとう頭がおかしくなったかもしれないと思ったけど……もぞもぞ動く筆箱はやっぱり見間違いなんかじゃない。恐…

元アメリカのプロの賞金稼ぎという経歴を持つ、保育園のセンセイ佐伯幸平は、賞金稼ぎ時代に捕まえた爆弾テロリストの脱獄事件を発端に、徐々に昔の自分に戻ってゆく。脱獄したテロリストは、…

　桃園うらら。彼女の変人ぶりは、常人の理解を超えている。 　たとえば、机の上で育てているカイワレ大根。 　たとえば、ロッカーの中のドールハウス。 　たとえば、鞄の中のミドリガメ……

机の中を整理していたら、なんか色々出てきた。 なんか格好付けた詩、書きかけの小説、愚痴を書いたメモ・・・・・。 その中から詩、小説、エッセイ（笑）で一番ましだったものを挙げまし…

マスターとして、ギルドを経営している主人公マギの元に、師匠から『天才を送る』と書かれた手紙が届く。その二週間後、一人の少女がやってくるが…… 【登場人物】 不幸ギルド長 マ…

『ぼくのココロをみつけてください』 そうプリントアウトされた紙切れと三角形の木箱が 俺の親友の妹・八丁堀姫子（はっちょうぼり　ひめこ）の机の中にいれられていたという。 姫子は…

幼い頃から、様々な事件を吸い寄せる体質を持つ少女、木漏日あさがお。 そんな彼女の元に、とある事件が舞い込む。 『妹の自殺の理由を、偽装してくれ』 難解な事件を解決しようと奮闘…

春休みの勉強に飽きて、私は片付けられない机の上から一つの箱を手に取った。 その中から姿を表したのは私の初めての創作の友。ガラケー。

雨と、パキラの鉢と、女の子のイメージから生まれた短編。 2015年11月に完成。 作中に登場する『かいじゅうたちのいるところ』（センダック、神宮輝夫訳、冨山房）は、昔からのお気…

　心臓が、恐怖に縮む痛みがしました。 　ひゅっと息が止まって、喉を空気が抜けていく感覚がしました。 　背中が冷たいを通り越して、温度が無くなりました。 　あれを偽物だと正すには…

机の上にあるフィギュアサイズの金髪女戦士は、俺の妄想らしい。 「おい！魔王！討伐してくれる！」 「勘弁してくれ。今は期末テスト中だ…。」 「くらえ！聖なる光！」 ≪ライト≫ 「目…

私が度なしの地味メガネを机に置いた時、 ボクは真っ暗闇で戸惑っていて、 俺はムシャクシャをリセットした。 三つの視点からなる物語。 エブリスタにも重複投稿しています。

「アイス」「机」「やかん」がお題の掌編です。 2015年5月に完成。 たしかにあったいつかの時間。 夏の日の一瞬。

机の中の見知らぬ日記。 街で起こる連続殺人。 少女が見つける真実の物語。

雪が降る寒い日、大久保 結城は教室に有る自分の机で1人手首をカッターで切り自殺をした。 結城が目を開けると、真っ白な何も無い平凡な世界が目の前に広がっていた。 そこで、結城は神…

　クラスメイトが死んだ。 　不穏なニュースはクラス中に広がると同時に、あるウワサの信頼性を強めた。 　今は使われなくなった教室の机で放課後に勉強すると、成績が向上する。 *犯…

定年を過ぎた六十代の男はある日、自分の机の引き出しが動いている場面に出くわす。見たことのない現象を見てしまった男は後日その引き出しの中をのぞいてみる事にした。そして、その正体を見…