「学園・青春 短編」を含む小説

彼女と会うといつもつめたさに触れることになる。熱を感じさせてくれる子はいっぱいいるのに、彼女に会うといつも冷たくて痛い。 だからそういう意味で特別なのかもしれない。 なお近藤…

子供たちにとって放課後は特別な時間だ。一日の疲れを癒すかのように、ある者はおしゃべりをし、ある者は遊びに出かける。 そんな放課後の中でもとりわけ特別な放課後がある。きっと誰もが経…

学園で聖女様と呼ばれる女子生徒、立花花音（たちばな　かのん）。彼女は容姿も性格も成績もよく、誰にでも優しい聖女のような存在である。でも彼女は僕の前だけでは少し違って――。

　俺は雪本尚希。写真部に所属する大学4年生だ。 　高校1年生の時に訪れた女子バスケ部の試合だった。小さい体ながらにチームを引っ張る2年生の桃歌先輩の姿にファインダー越しに恋をし…

高校に入学した祈流星は、周りとのズレからクラスで浮いていた。そんな祈流星のもとへ変人一号と呼ばれるほどの変人、天海真水が現れる。変人と変人が出会ったその瞬間、物語は動き始めた。

　図書委員の牟佐　詩織（むさ　しおり）の放課後はいつも手持無沙汰。 　それと言うのも図書室に本を借りに来る生徒がきわめて少ないから。 　そんな図書室のミューズのもとに訪れるのは……

金髪ピアスのヤンキー柴田はアホである。 そしてとんでもなく字が汚い。 どのくらい汚いかというと、文字なのかミミズのイラストなのか分からないくらい。 そんな柴田が、ラブレターを書…

　僕の隣の席の森乃さんは、クラスのマドンナだ。 　多くの人から慕われて、顔、スタイル、性格、勉強、コミ力と、なんでも完璧だ。 　 　しかし、そんな彼女には僕だけしか知らない秘密が…

やつが転校してきた日を、僕らは「始まりの日」と呼んだ。 ――絶対に当ててやる……！ ――うそっ……だろ……？ ――今まで出会った奴ですごかった奴？　鈴木かな ――勝ち逃げは許さ…

私があなたに出会ったのは中学の時。私の中学での初めての『友達』。 仲良くなって、すれ違って、遠ざかって、近づいて。 きっと、忘れたくても忘れられないあなたとの時間。 でも、終わり…

君が大好きで、とても大事さ。 君がいる事が僕の生きる道なんだ。 そんな甘くて君よがりな日常が大好きだ。

彼女に一目ぼれした僕がなぜか僕にだけ冷たい人気者の彼女に振り向いてもらうためにいくつか作戦を立てて、実行するお話。 僕は、彼女に振り向いてもらえるのか、そして彼女が僕に冷たい理由…

「へへ、先輩ったらワルですねぇ。校則ではお菓子持ち込み禁止ですよぉ」 「高校にタバコ持ち込むより百万倍もマシだろ」 　教師どころか、学校自身ですら忘れられたような部屋にいる俺と入…

この作品はエブリスタにも掲載しています。

バレーが好きな由美は、男子バレーの愚行を許さず、対決する青春ストーリー

あの時、一握りの勇気があれば、世界は大きく変わったかもしれない。

超理系の高校生の俺はある日、幼馴染が、当然自分のことを好きなのだろうと思って告白する、が……大玉砕。手ひどく振られてしまう。 失意の中、困っていた義理の妹を助けた時、俺は思ってし…

「完全な球体を描きたい」 入学した芸大で同学年の僕にそう言った数村は毎日キャンバスに球体を描いていた。 その姿は異様な雰囲気だったが、絵を含め僕には強い魅力があった。 ※この…

＊スマートフォン向けに最適化を行いました（2022/6/11） タイトルそのままの、短編になります。 ト書きの全く存在しない、全く新しい読み物。 『文字を楽しむ』という意味でジ…

＊スマートフォン向けに最適化を行いました（2022/6/11） タイトルそのままの、短編になります。 ト書きの全く存在しない、全く新しい読み物。 『文字を楽しむ』という意味でジ…