「短編 箱」を含む小説

　学校一可愛いと噂されている小金井華に告白する事にした思井届。 　朝早くに登校し、彼女の下駄箱に手紙を入れる。 　いつも楽しく話す友人の瀬田と糸真の会話や授業に集中出来ない。 　…

ぼくと親友の大介は、お母さんに頼まれて、近所に住む小学一年生の春斗のお守りをさせられる。生意気でわがままな春斗を怒らせたぼくたちは、なぜか彼が持っていたオモチャ箱の中に入っていた…

電車に揺られる少女のお話。ホラーというよりゆるふわな不思議をお届けします。どこが不思議か探してみてください。

イルミネーションに彩られる駅前で、彼女を待っている。 彼のポケットの中には、夜空色の箱に入った輝く指輪が入っていた。

アルバムの中には「彼がピアスホール開けてくれた記念」のような他愛もない出来事がたくさん詰めこまれていて、その一つ一つがワタシにとってはまばゆい煌きをはなつ宝石のようなもので、さし…

短編小説です。 SNS上に投稿したものをそのまま載せてます。 何度か改変したのですが、正直始めの文が一番だと言う結論に至り元に戻しました。 少しでも皆様に楽しんでもらえたら幸い…

お題箱でいただいたお題や、Twitterのタグなどのお題で、2021年中に書いた掌編小説集です。全て一話で完結するものであり、どこからでも好きなお話から読んでいただけると嬉しいで…

南の王国の商人であるジュエルイアンは、帝国のカインクムを訪れた。 その手には、段ボール箱が抱えられており、中には“赤いきつね”と“緑のたぬき”が入っていた。 初めて見る異世界の食…

旧人類のネフは、地上を覆い尽くした黒い堆積物を除去する作業をしていた。そこで堆積物に埋もれていた錆びついたダイヤルつきの箱を見つける。ダイヤルを回してみると、ネフは見知らぬ場所に…

どうして人は美しいものに惹かれるのだろうか。 高校生の僕は文芸部の麗しき女性、城木瑠琉先輩に片思いをしていた。 だが、学校一の美女である彼女のことを好きなライバルは沢山いて、…

冷蔵庫に入れておいた卵やキムチ、とろけるチーズがいつの間にかなくなっている。 非常用にと箱買いしておいた赤いきつねと緑のたぬきの減りも早い。 あやしい。 ＊＊＊ 「赤いきつ…

カクヨムコン7応募作品。 持ち主のいなくなった通称、開かずの下駄箱。 そこに入っていた一通の手紙を持ち帰る。 高校二年生、青春の抜け殻に出会う季節。 それは不可解で、不可…

僕は毎週、休みの日には神社に通うという現代では珍しい人種だ、買い物帰りには5円玉を本殿の賽銭箱に入れてはいつもお祈りをする。 そしてお稲荷様の賽銭箱に近づくと自分と同じくお祈りを…

　近未来の日本では人類の悲願とも言える不老不死の研究は様々な方面で進んでいた。中でも脳組織の研究は大きく進歩し、個人の思考を完全に再現出来る人工頭脳の実用化に成功していた。将来的…

ハーブ料理の店の隣に住む青年・柚樹は、ローズマリーと名乗る女性シェフを天使のように思い、店を訪れる度にその料理と共に癒されてきていた。 ４月末ある日の閉店後、ローズマリーがそわそ…

蜘蛛、とかげ、蛇…日陰にいるような生き物達をモチーフにして、女のある側面を描いています。

タイトルそのままです。 「僻地」「冬の海」「バス停」を題とした三題噺の企画で書きました。

友人、知人に「小説の一行目を考えてくれ」と募集して短編を書くありがちな企画。 ↓お題箱 https://odaibako.net/u/TSUBASA_TRINO

【「第10回ネット小説大賞」一次選考通過作品】 　砂浜で海亀を助けた男は、竜宮城へ連れて行かれる。ただし竜宮城は海の中ではなく、地球とは別の惑星に存在していた。 　乙姫様そっくり…

引っ越し先で見つけた、ガチガチに蓋を閉められた段ボール。 見ればわかるのに、『段ボールです。』だなんてご丁寧な張り紙がその箱には貼ってあった。 開けてみたが中には何も入って無い。…