「年に一度」を含む小説

４年に一度しか姿を現すことのない聖女の秘密とは？ 2021.12改稿

《一卵性双生児隔離観察計画》に加えられた双子の兄弟。０歳で月コロニーへ渡った弟は養親と共に年に一度、地球へ帰省していた。今度で21回目。大人になった兄弟は……。 　＊ KAC20…

定年を迎えてから幾年月も経った或る日に行き着いた駅。 身形は軽装でショルダーバッグを下げた年配者の目的とは。

提灯祭りの日、春に生まれた我が子の名入れの神事のため、浩正は神社へと向かった。 だが、今年の提灯祭りは、もう一つ重要な神事が行われることになっていた。

KAC20214お題「ホラーorミステリー」 さて、どちらで行こうかと思いましたが……ホラーと参りましょう。 とはいえ、ミステリー要素も込みですが。

【短編】 旅の僧侶は、池のほとりである若者に出会う。青年は二百年に一度咲く、不思議な花の開花を待っているという。 その時、僧侶は知らなかった。若者とまぼろしの花にまつわる、悲し…

年に一度の祭典。栄冠をつかむために少女は走る。

『むかえごと』を生業とする主人公「わたし」の年に一度の大仕事。現代のような異世界のようなファンタジーです。

　かつて、世界が今より4回りは小さかった時。 　世界は既に万を数える危機の中で最悪の状況に陥っていた。 　誰が作ったかも分からないルールの元で現れた1000年に一度の災厄、それは…

年に一度、ある村では村人の中から生贄を一人選出し、茨の淵に植えられた薔薇に捧げていた。生贄に選ばれた私は、突然現れた荊に連れて行かれた見知らぬ場所で、不思議な少年と出会う。

「お前には誰にもない才能がある。くだらない奴らにその才能を利用されるな」 オデットのあだ名は「無才の聖女」。魔力総量は膨大なのに魔法を満足に使えず、奇跡を起こせない名ばかりの聖…

本作の登場人物は別作品でも登場予定です。というかします。

「殺伐感情戦線」の「別離」参加作品です。 遠い未来、膨大な応募者の中から二十年に一度だけ選ばれる「植民ロケット」の出発の日。「わたし」は、見事に当選した知人の凛子の見送りに来て…

第三十回スニーカー大賞応募で、応募用のあらすじを記載します。 　応募用あらすじ 【主人公は八歳の少女。 少女ヴァルナの成長と共に、各登場人物の人間ドラマです。 　聖女設定や主人…

十年に一度、星々ではなく、夜空に瞬く光が無数の球形となる日があり、それを〈球形の欠片〉と呼ぶ。何故それが現れて、現れたことでこの世界にどういう影響があるのかは誰も知らない。説明、…

100年に一度の「ことわざ見直し委員会」が開催された。 技術革新や常識の変化に対応する趣旨で行われるのであるがことわざの主人公たる動物たちの本音はいかがなものか？ 乞う御期待！

エルフ病。 簡単にいえば中々老いない病というだけ。 みなこの病に興味もなければ関心もない。 だって、この病にかかっているのは世界中に私ただ一人だけ。比べようがないのだから症例…

○第一部 【向坂村殺人奇譚】 向坂村での年に一度の神事の最中、秋津島源藏が事故死をした。 村で凶事が起こった事もあり、数十年ぶりに天岩戸を模した洞窟に巫女が閉じこもり、出入り…

三年前、閏日に殺人鬼と遭遇した水野紘は大学生活最後の年にその殺人鬼であるユイと再び出会った。目撃者である貴方を殺すと予告された紘であったがユイ自身から持ちかけられた契約によってな…

玄関のドアを開けたら獣人に捕獲されました！ 33歳の会社員レイナが出勤のため玄関を出るとそこは知らない景色が広がっていた。 あっというまに狼さんに抱えられて連れ去られる。 ここ…