「きれい」を含む小説

　夜も更けて、静かに窓から夜空をながめているあなた。 　こんばんは。異次元世界“ちっごランド”からやって来た黒猫のカフカです。 　孤独なあなたの心を癒しにやってきました。 　え！…

　昔昔あるところに、真っ青なドラゴンがおりました。 　青いドラゴンはきれいなものが大すき。

死は恐怖の対象ではない、甘ったるいお菓子、きれいな尸、異常な夢、やわらかな悪夢、包帯のしろいろ、結合双生児、共通の目的があって。

僕、ケンは気の強い妹と両親の四人家族。 ある日きれいな女の子リナと怪しげな少年オナキンがやってきて一緒に暮らすことになる。 それから宇宙規模の争いに巻き込まれて……。 ノベルアッ…

　桜庭　誠は、ある街にたどり着いた。 　青色の花がきれいな街。 　スマホに登録されている場所がそこだけだったから、自分を知る手がかりになると思いそこを訪れた。 　それと同時期に、…

　辺境に暮らす聖女フィリシアは、貴族同士の争いの戦火に巻き込まれて大切な家族や幼馴染の少女ナタリアを失う。 　神への祈りが何の救いももたらさない中で、ついに彼女はブチ切れるのだっ…

　主人公、高梨椿（たかなしつばき）は女性の乳首に異常な関心を持つ、どこにでもいる普通の高校2年生である。 　椿は『クラスメイト全員の乳首を見て吸う』という夢の実現に向け、日々研…

僕が先輩を好きになったのがいつかなんてことは、わからない。 気付いたら好きになっていたのだから。 「また明日」 どうして僕たちは明日も明後日もその先も、あたり前のように会えるもの…

五分、いや三分で読めます。

月がきれいに出た夜。 街角のカレー店には、怪しい二人組と騒がしいブタの貯金箱が居た。なぜ居るのかと問われると、彼ら全員、訳ありでして──。

「殺伐感情戦線」の「血」参加作品です。 婿養子の娘というだけで、本家から疎まれていた小夜子。実家を離れて暮らしていた彼女はある日突然本家に呼び戻される。それは、顔も知らない本家…

　大学生の行彦は同い年で別の大学に通う恋人･湊と1LDKの部屋で同棲している。 　だが水曜日、講義で彼女がいないことをいいことに、彼は違う女性を部屋に連れ込んでいた。しかもその…

主人公は寒さしのぎでふらっと入った喫茶店で、不思議な体験をします。 ※ずいぶん昔に描いた物語なので時制が現在からすると合いませんが、そのまま書きました。

転校したばかりの新しい通学路。朝、T字路に面したマンションのバルコニーには、きれいな顔の男の子がいつもT字路を見ていた。

香鳴さまの自主企画　[第2期] 同題異話SR -Oct.- 『珈琲は月の下で』参加作 同じお題で皆で話を書こうというものです。 明治初期の神戸。高台に住む赤松平四郎は夜景を楽し…

　サークルの飲み会で、好きな男の子から「最近きれいになったよね」と言われた。 （この作品は「小説家になろう 」「エブリスタ」「ノベリズム」でも掲載しています）

死体、血痕、その他諸々。 依頼があれば何でもきれいに片付ける裏社会の掃除屋ユズキクリーンサービス。 何かと謎めいたクリーンサービスの代表柚木と、前職はごく普通のサラリーマンで現在…

幼いキクちゃんが寝ていると、古時計の扉が開いて羊が何匹も出てきた。何匹も、何匹も、出てきた。朝になって、両親にその話をすると、夢だと言って何も信じてくれない。キクちゃんは、大人は…

ブラスバンド部所属の地味な女子に頼まれ、演奏の撮影と録音に協力することになった陰キャメガネの僕。 自分の練習をそっちのけで撮影に熱心に協力してくれる彼女。 だが、彼女が楽器を握ろ…