「ひとりだから」を含む小説

「光、命、愛」……スターリングラードの街のなかで聖母像の絵の傍に綴られた言葉

スペイン・イビサ島はパーティーアイランドとして知られ、世界中のテクノ＆ハウスファンがつどう。大学生の男の子がイビサに旅行する短編です。4000字

小学１年生、ひとりぼっちの私を助けてくれた君に、恋をした。 高校で、再会をした。嬉しかった。 私を覚えていてくれた。嬉しかった。 でも、手遅れだったんだ—— ＊ 私と、君…

あらすじ ある夏の雨上がりの早朝、“僕”はひとりの少女と出会う。

季節外れの蝶々が出会ったのは一輪のコスモス。 ひとりぼっちの蝶々はコスモスに恋をする。 一匹の蝶々の切ない恋のものがたり。 掌編小説「てふてふ」

この世界や人に対して全く無関心な、主人公（私）は嫌々高校に入学する。 そこで、出会ったのは明るくてみんなに愛されるイケメン、藤田翔夜。 彼との出会いがきっかけでどんどんと、主人公…

@kuronekoyaさま主催『クリスマス企画　#X'mas2017』参加作品。 プレイリストを作りました。 よかったら聴きながらお楽しみください。 https://www.y…

圧倒的才能を有した大関"川内"。最年少での横綱昇進をかけた大一番の相手はかつて一度も土をつけたことのないもうひとりの天才、大関"加隈山"。 賭博でも八百長でもビール瓶でもない、…

ごく普通の幸せと呼ばれる家庭に生まれた少女。 いつもと変わらぬ日々を送っていた少女だったが とある人との出会いによってその日々は変わっていく。 普通をこよなく愛する少女の普通のお…

俺、坂上雄太。脱サラしてニートを満喫していたのだが、ある日、とあるエッチぃサイトの広告を誤ってクリックしてしまったのだ。そのサイトで大人気だったひとりの女性は俺の...！？

昼夜人でにぎわう、とある街。 表通りから少し離れたところにある、小さなカフェがある。 マスターはどこか親しみやすい雰囲気をまとう、まだ若い男。 今日もひとり、悩める人がやってきま…

輔は生まれつき目が見えない。その分、音ひとつで多くのものを聞き分けた。個人の別、そして『故人』の別ーー。ある日、輔は幼馴染の晴香といるところを落ち武者の霊に襲われる。晴香を守りた…

〈第一章 黄色いヘッドホン〉ひとりで過ごすのが好きな守崎翔は、屋上で空を眺めることが好きだった。そんなある日、学年の人気者の一ノ瀬健人が彼の前に現れる。ふたりはしずかな時間を過ご…

　長らく続いた戦乱の世がようやく終わり、町には帰還兵が溢れ、そしてあぶれているアトラス大陸。 　主人公エドバーグもそんなあぶれ者のひとりだったが、運よく軍時代の上官セルヴィと再会…

今年６月、ディスクユニオン・ソウル／ブルース館へ行った時の事。店員さんとひとりのお客さんが、ブルースのシングル盤を掛けながら、話をされていた。ラフで勢いのあるサウンドに、CD漁り…

男娼の少年・錬金（れんきん）は、ホテル・アリストクラタのオーナーのひとりである青年実業家・稲妻（いなづま）が、ホテルの中のバー『天体観測所（プラネタリオ）』に現れると知り、彼の恋…

人には人の価値観がある。その違いによって時に対立したりすれ違ったりするのです。そんなひとりの女の子のお話です。

鄙びたその地にましませる聖き御山のふもとには、東と西に分たれたる対の小国が根付いている。 東領の領主の血を継ぐ瞠（みはれ）は、『獣返りの子』と呼ばれる異形である。 たとえ一族の…