四角い異世界にひとりぼっちな童貞の僕
箱丸祐介
序章:サバイバル始動
窓の外でセミが鳴く8月1日宿題が終わり二学期開始まりまでは暇だから新しいゲームを買って一ヶ月でクリアしようと思いとある物作りゲームそのpc版を購入した俺こと鳴海 雅人(なるみ まさと)16歳部活は文化部授業中も寝てるフリをしながら携帯をいじってゲームをするといういわばゲーマーというやつである。
このゲーム自体ゲーマー仲間の家で遊んだ時一度だけ一緒にプレイしたゲームだったその後自宅で体験版をやり意外に面白かったので買ってみた次第である。
そのゲーマー仲間曰く「お前このゲームしらないのはゲーマーとして損してるぞ」と言われた。
やはり初めてなので地図一枚分のマップでやることにしよう。
「世界の名前か~、そういえば新しくゲーセンで取った意味のわからんフィギュアの名前がなんとかゆかりっていってたなめんどうだからゆかりんでいいや」
カタカタと名前を打ち込んだこの名前がこれからダイブする世界の名前になってしまうことも知らずに。
「ゲームモードがサバイバル、難易度は慣れるためにハードでいいか」
カチッカチッとマウスで操作しながら難易度とゲームモードを選択していく多分ダイブすることがわかっていれば難易度も変わっていたのかもしれなかった。
「ゲーム開始っと」
ゲームスタートのボタンを押した瞬間パソコンが光目を閉じた瞬間意識を失った。
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