「小説賞」を含む小説

「カクヨムWeb小説短編賞2023」創作フェス参加作品です。 2回目お題「危機一髪」、よろしくお願いします。

　ラー王国の宮殿に不思議なダイスがあった。 　その名も神のダイス。神のダイスにより、ラー王国に住まう国民の命運が決まるというが、神のダイスとは名ばかりで、実際は呪われたダイスだっ…

タカ航空110便緊急着陸事故の着陸時の出来事を書いてみました。

映画製作のための取材に応じてくれたその男は、 十一月七日に起こった事件のことを話してくれた。

メイドカフェで働く朔太郎の元へ、好きな子とクラスメイトが襲来してきた。 どうかバレませんように。

カクヨム短編小説２回目お題「危機一髪」参加作品。 とある雨の日、踏切内ですれ違った男は傘もささず、ずぶ濡れで――？（※ホラー注意）

カクヨム・コンテスト短編賞創作フェス参加作品。 他のシナリオの案もあったのですが、締切に間に合わせることを優先した結果、これを採用することになりました。 我ながら「何だこれ？」と…

常之内課長は絶体絶命の危機をその髪を犠牲に擦り抜けてきた西芯電工社の守護神。

技術的特異点が生じた後、シミュレーションフィールド上で不死化したアバターとして暮らすわたしは、不死化に間に合わずに死んだ親への愛情に固執し続ける。死んだ人間とほぼ等価な動作をする…

第一〇回世界公平文学賞は、「良さ」指数を用いた客観評価のみで選考を行うこととなった。最高の指数を獲得して受賞作となった作品はＡＩを用いた作品だったことを応募者が告白して失格を申し…

日雇いバイトで食いつなぐ俺が今回紹介されたのは、家主が出かけている間の自宅警備員……それ留守番って言うんじゃない？

平気で文句や厭味を言う「不快社員」は、仕事を頼みにくいために分担すべき業務をやらずに済んでしまい、一方で仕事を頼みやすい「人のいい」社員には分担業務が集中するという社内不平等こそ…

ダンジョンが現れて七十年ほど経った現代日本では、冒険者も立派な職業である。ダンジョンの浅い層でもそれなりに稼げちゃうからさ。 登録したての子や新人冒険者たちには、先輩冒険者たちか…

地星哺乳類は高低二種の身長性別を有し、人類の場合、高性の平均身長は175cm、低性の平均身長は145cmで、どんなに背の低い高性でも身長170cm以下になることはなく、どんなに背…

何でも指示してくれる埋込デバイスのアシストに頼り切って、自分では何も考えなくなったゾンビ人間が蔓延する未来、人間と区別できない程度に進歩したロボットたちは、自分たちには意識があり…

二〇五〇年代、各国に導入されたロボット警察は対話に応じる相手は攻撃しないが、対話に応じずに人間に危害を加え続けようとする相手には、正当防衛が発動され射殺することが認められていた。…

事故でピアニスト人生が終わった妻の環を、僕は愛せなくなっていた。 いや、違う愛したのは妻の環じゃなかったのか。

放課後、狭いロッカーに閉じ込められた南と喜多。 助けが来るまで気を紛らわせるために、ロッカーの外に出られない理由を 妄想しようと言い出す南。 ゾンビより海より、怖いものってなんだ…

そろそろ半世紀生きてるってのに、いまだにわからないんですよ。 自分が何者なのか。 ※幼少時から今に至るまで、筆者の黒歴史をひたすら書き連ねた文です ※ほんとうに黒歴史なので…

小説を書いて、ビックマニーを手に入れ、悠々自適な生活を志す俺は、意気込みだけで終わり、締め切りに間に合わない人生を送っていた。 今度こそコンテストに応募してやるぜ！