「食べない」を含む小説

小さいいじめられっ子のヤドカリが、月夜の晩にウサギたちに出会います。 ヤドカリは、こんな夜に何をしているのか気になって近寄ります。 ウサギに見つかったヤドカリは、一緒にお月見をし…

まるで巨大生物に齧られたように残る、平成最後のミステリーと新聞のトップ記事に報道された九ノ島災害。一方、九ノ島に一番近い某県某市九十九町はなんも前触れもなく失踪していき、行方不明…

クリームも入っていない、何もかかっていない、さくっとしたオールドファッションが食べたくて書きました。 (ハチさんの曲とは関係ありませんがいい曲ですよね) カクヨム甲子園2…

問：次の記述のうち、正しいものはどれか選びなさい。 １．人間は、人間としか結婚できない。 ２．結婚は、異性と行うものである。 ３．タラバガニを殺すことは犯罪である。 ４．人間を…

　この虚ろ世界は三層に別れている。生命が生まれた地球と、背中に世界を乗せた虚ろ竜たちが飛ぶ中ツ空と、常闇に閉ざされた水底。 　命の花を吐く花吐きヴィーヴォは水底に暮らす少年だ。太…

週に二日しかないしっかりと作業時間を取れる日、ついついキリのいいところまでと作業をしていたら、すっかり遅くなってしまった。ようやく家に帰った秋雄に美加が用意した物は。 プロット指…

　わたしはかき氷のブルーハワイ味が嫌いだ。 　味の名前のくせをして、なにがブルーハワイだ。おしゃれぶっているけど、単に色と地名を組み合わせただけじゃないか。全く味の想像がつかな…

異世界召喚。その多くは世界の平和のために魔王を倒すべく王族達が勇者を召喚する物だったり、神のちょっとした手違いで死に至らしめられた住人の救済措置だったり、その背景は様々だ。しかし…

少女はいった。 「私は死にたいのだ」と。 悪魔は怪しく笑う。 「私に食べられてほしい」と。

真夜中。ある男が柿ピーを食べていると、えらく奇妙な想念が頭をもたげてきた。 『【第１回】テーマに沿って書いてみよう』様参加作品です。

「お母さん、蟻忌避剤だって。これで蟻が入ってこなくなるよ」 「おやつの食べこぼしを、ちゃんと掃除すればいいだけでしょ」 「えー、便利なものは使おうよ」 「そんな物に、お金は掛けて…

俺の大好物は、母のからあげだった。 「おいしい」なんて言うと３日はからあげを作るもんだから、 ある日「もう作らないで！！」と、ゲームで負けた腹いせに八つ当たりした。 母は悲しそ…

むかしむかし、あるところにくしゃみを小さくできない王女様がいました。 ばあやや大臣たちに何度もはしたない、と怒られます。最初は無視していた王女様ですが、大臣に近いうちに王子様がや…

食べると正気を失うというほどの料理店に、 余命いくばくもない主人公がやってきて料理を頼んだ。 けれど、この店。そう簡単にゃ食わせてくれない！！ ↓前回の投稿↓ 『あなたの作…

　人間は、食べたモノで出来ている。 　なので、食べるモノを選択して適切に食せば、身体はおのずと健康になっていく。それが薬膳というモノです。 　食いしん坊な私は、様々なグルメ漫画…

天使達が住む天界で暮らす美人天使のミルケは、とにかく食べることが大好き！！日本のグルメを食べ尽くすことが目標の彼女は、その超人的胃袋で今日も日本に降ります！！ ・キャラ紹介…

【タネツケ】 謎の存在によって異世界に送り込まれたニート。転送されるさいに肉体を強化され、魔法も使えるようになった。非モテ人生の反動か、女にだらしない。様々な超人的スペックを持つ…

　記憶喪失の僕を苛む、『人魚姫』のごとく美しき少女の夢。 　僕は僕を取り戻すために、失踪したミステリィ作家である叔父を追って、『人魚伝説』のある山奥の隠れ里へと向かうが、そこには…

グルメな主人公、戸山楓が異世界でごはんを食べるお話。

【全13回　約２日に１回新作】交通事故で妻子を亡くし、半年間も意識不明になった挙げ句、土砂崩れに巻き込まれた果てに、奇妙なキノコを食べたことで化け物と融合してしまったがために公安…