「※嘘です」を含む小説

この世は４つの世界でなりなっている 人間界,地獄界,天界,妖界… その界と界の境に存在する図書館の主・詩音と司書の五月,村雨の3人で結成されている奇怪探偵団。 次々に起こる奇怪な…

ぼくにはふたりの彼女がいる。 それは世間的にも彼女らにもだめなことだ。 だけど僕は本気でふたりを好きだしかけがえのないひとたちだから、嘘をつこう。 この時がずっと続くように。 だ…

高校一年生の春。焦っていた僕は、たまたま目についた――否、必然目につく容姿をした女の子に告白した。結果はあえなく撃沈。ああ、なぜこうも上手くいかないのだろう。僕はただ、みんなと同…

相手の嘘を見抜く能力を持ち、何よりも嘘を嫌う男は、ある日愛する妻の嘘に気付く。 妻のついた初めての嘘に、男は疑心を強めるが…… ※小説家になろうに掲載しています。

学校でいじめを受け、ふらっと屋上に立ち寄った城ヶ崎麗。 フェンスの向こう側へ行こうとした麗を引っ張って助けたのは、生徒会長の朝比奈千春。 助けてくれたお礼に何かする、と言った麗に…

とある地方都市の生徒会執行部である賀茂武人君と北条若菜さんを中心に、ぐだぐだ会話をしたり、いちゃいちゃしたり、人を殺したりするお話です。 短編集＋出会いの中編で、本編で語られない…

大ボリューム書き下ろしで2016年9月15日書籍発売！ 「嘘つき女と心を読む男」山咲黒／イラスト・吉良悠 【四六判】定価1200円＋税 世界が全て嘘ならば、それでもいいだろう…

【注：本作はホラーではないので、怖い話が苦手な方もお気軽にどうぞ】　 　木野良孝は怪談である。 　否、正しくは中学・高校で味わった二度の挫折で性根がねじくれ、【怪談：条弧池の書…

世界は発達し、人々の暮らしは豊かになった。 しかし同時に負担をかけ、世界は時間をかけて少しずつ、しかし確実に壊れていった。 異変が起きたのは今から約二百年前、世界は人類がもたら…

韓信匍匐(かんしんほふく) それは大きな目的の為に、 一時の恥や怒りを堪え忍ぶこと ある国に八百屋と花屋が並んでいる。 そこには政府監視の下、 数少ない超能力者が働いている。 …

嘘の練習帳です。

カウンセラー的生き物として、人生相談っぽく話を聞いて早10年。 生きててなんかしんどい苦しい報われない。 と老若男女、頭抱えてゴロゴロしてる。 何が足りなくて、 何が間違ってるの…

《都古（みやこ）》に住まう人々は人種で区別されている。 人としての限界を外れてしまっている『人外』 漂う人間のようなもの『概念』 古くから京都に住まう人間の信仰の対象『神様』 神…

『死人に口無し』とか『死人は嘘をつかない』とか…… よく言われますが、果たしてそうなんだろうか？ 死ねば永遠に沈黙を守れると言い切れますか？ 実は死者ほど雄弁で、死後も人の心…

実際にあった体験談を、弟と僕が会話する形式で紹介する、エッセイのような短編集のようなもの・・（本当にあったことです。） 主な登場人物 兄・・・社会人4年目・・人生迷走中。最近悟…

気軽に読めるミステリを目指して10年前に書いたものです。

　村人たちはじゃんけんに熱狂し、ある男は不可思議な一生を謳歌する。近未来の都市では労働と称して人々が走り回り、遠いどこかでは荒唐無稽な物語が綴られる。八王子の女子大生は恋をして、…

10分程で読み切れる短編です。 雪と先輩と芥子ちゃんと、嘘とホントとかぎかっこ。あと煙草。 ハーレムラブコメ主人公系腰抜け野郎が！って言わせたかっただけの気も。 能力で推理を…

明治時代のある時期に彗星のように現われ、今では完璧に消えてしまった『講談速記 時代薄小説』の一作品をテキスト化し、解説とふりがなを加えたものです。 『講談速記 時代薄小説』とは…

「魔女の魔法は7割がはったりなんですよ」 外見は美しい少女だが、淡白で辛口かつ気まぐれな魔女。彼女はすべてを見通すと言われる〈鷹の目〉で、様々なものを捜しだす。消えた勇者。呪いの…