韓信匍匐

たわ

第1章 会者定離

よく自分は夢を見る。

どこにいるかはわからないが、

辺りを見回すと自分の回りは炎に包まれ、

目の前には倒れている両親と知らない男。

声を出すも誰にも届かず…

両親に近寄ろうとするも炎に阻まれ、

その場所に行けず。

その時、轟音と共に爆発に巻き込まれる…


いつもそこで目が覚める

今自分は馬車に乗って都に向かっている。

どうやら馬車に揺られて、

いつの間にか寝ていたようだ。

運転手がこちらを向き、

「もうすぐで都につくぞ」

「わかりました」

自分は政府からの手紙があることを

確認して、目の前にある大きな都を見る

「ここが都ですか」

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