「未だ」を含む小説

見習いキューピッドが見習いから卒業する課題が出されるのは、人間の暦で言うところの１１月末。 課題は毎年同じ。 『新たな年を迎えるまでに二組のカップルを成立させること』 万年見習い…

　時代は未だ未だ、コロナが蔓延している。イベントはまるで無かったという学生も多い事だろう。青春の全てを懸けてきた高校球児が涙したのはテレビでも話題になっていた。 　学生だけではな…

コルネー王国の新米指揮官レファールは、赴任早々隣国の大軍による攻囲を受けることになった。 小さな小村の占領から、二か国間の本格的な抗争が始まり、それが近隣国も巻き込んだ争いへと…

破滅を迎えるはずだった公爵令嬢は黒の竜と結ばれ、やがて現代にて最強の名を冠する白の竜を産む。 これまで普通の人として生活していた竜藤 力也はある日、自分は竜だと告げられる。 母…

霧嶋貫は、fpsゲーム「Tartaros」のプロゲーマー候補生として養成学校で好成績を収めていたが、同級生の工作により、偽りのチーター疑惑がでっち上げられ卒業間近に退学処分を受け…

未曾有の大災害により、変異した動物、奇妙な建造物群が出現し、ダンジョン化してしまった世界。 主人公、布令はダンジョンを攻略するパーティと呼ばれる民間組織の中でも一際優秀なパーテ…

　母神テラリアによって生み出された、広大なる大地テラリアルと十四の神々。 　神々の働きにより、邪悪なる魔物どもは大地のそこかしこに封じられ、代わりに人族が大地の上に繫栄して幾星霜…

『藍が私のお人形になって』 片山藍と吉永英玲奈の関係は大いに歪んでいた。齢十八、高校の卒業が近付く歳にして未だお人形遊びを卒業できないでいる二人である。 藍は英玲奈の着せ替え人形…

【プロローグ】 2069年の未だ見ぬ未来から、現代を生きる主人公に手紙が届く。想いは時を越える。 【登場人物】 ・僕：未来の僕、2069年12月25日から現代の自分へ発信…

未だ陽の昇らぬ街は朝靄に沈んでいる。その海を抜けて月島志津男が、遮二無二と立ち漕ぎで坂道を登っていく。晩秋の未明、その日は特に冷え込み志津男の吐く息は白く舞い上がる。しかしその額…

この世界に未だ残る心霊現象──簡潔に言えば、「怪異」。 学部も性格も外見も、なにもかもがバラバラなルームシェア中の大学生トリオ。彼らにはなにやら「秘密」があって！？ 霊感バリバ…

　辺境伯の跡取り息子として領地で暮らしていた俺――チューヤ・ベラニラキラはとある事件のせいで父親ジョーヤと初恋の吸血鬼ヘラから逃げるようにクレオメドリア王国学院の魔術学科へと入学…

これはとある元皇子の話 フィリスタ王国の第2皇子であるウィルマ・シャルロッツは次男という立場でありながら次期国王として期待されていた 国民からの人気も本人の能力も相まってそれはと…

主人公、真瀬匠（まなせたくみ）は子供の頃から運動神経抜群、勉学において、テストでも毎度満点を取るレベルだったが、周りからそのせいで距離を置かれていることがわかり、100%の力で生…

　幼馴染って不思議だ。 　なんでも知っているような気がするけど、じつは知らないことがたくさんある。近くて遠い、そんな不思議な関係。 　私とさくらは幼馴染だ。ほかの子たちと比べて、…

戦後約20年。 北の国境で起きた戦争の爪痕は未だ残っていた。 戦争の影響て内政がガタガタになってしまった国で生きるミチト・スティエットは自称＜器用貧乏＞。 自分を＜器用貧乏＞と呼…

もう既に終わった世界の話。 コロナ渦ですがなんとコロナになりまして、未だ快復していないのに文章を書こうとしてます。 ただの馬鹿です。勢いで生きてるもので仕方ないですね。平熱ですし…

【第二部あらすじ】 　地上での戦いを終え、ダンジョンに戻ったエレインは、日々修行に明け暮れつつも、ホムラやアグニと平和な日々を送っていた。 　ダンジョンで自分の居場所を見つけたエ…

魔法使いは実在する。誓と満里奈もその一員だ。しかし宇宙人については未だ謎である。そんな中、宇宙人に会ったことがあると主張する元宇宙飛行士が日本にはいた。彼は魔法の力を利用して『あ…

わかっているけど、わかっていない 自分が一番知っているようで、自分が一番知らない そんな大事なことを書きとめました