【150PV感謝】元天才、異世界に蔓延る魔王軍など(?)を倒すために美女が集う秘密結社を作るようです

紋皇 一兎

第1章 1話 この男、何処に行っても最強

昔から何をせずとも他の人より優れていた

周りを見たらそれはすぐに読み取ることができた。

最初こそ全力で物事に取り組んだが、次第に周りからの異物を見る目を見たくなくて陰でこっそり暮らすようにしていた。


「そこらへんで回想場面は終わりにしていいですか〜」


「うおぉ!?あんた誰だ!?」


ん?ここは…どこだ?


真瀬匠まなせたくみくん!君は死にました!僕は地球担当の神だよ〜」


「めっちゃストレートに言ってんな…神?」

じーっ


「誰が子供じゃボケ!!」

バコンッ!


「いっって!?言ってねぇしツッコむときの力加減どうなってんだよ!」


「目がそう言ってた、あと心読めるから。」


「はいはい、さすが神様ですね」


「あ、すんなり受け入れるんだ。まぁいいや。君は死ぬ直前にトラックに轢かれそうな子供を助けたよね?」


「ん?あぁ確かに、まぁ助けるか迷ったけどな。間に合うんならやってみようかと」


あんま人に役に立たなかった十数年間だったし、最期はあんな終わり方でもいい気がするな


「まぁその子供も死んじゃったけど」


「は!?!?」


「ギリギリトラックにかすったらしくて、子供だとそれだけでも重傷になるからねぇ」


「俺死んだ意味ないじゃん!」


「うん!無意味な死!でもそんな君のために面白ーい提案があるんだ!」


めっちゃ悪だくみしてる顔だな。


「聞くだけ聞くわ」


「地球でまた生き返らせることは宇宙共通でタブーとされてるから無理だけど、他の世界で君には生きてもらう!そこには何と面白いもので魔法も剣も使えて魔王なんて邪悪な存在が…ってきけー!!もう興味ないのか!」


「まぁそこでいいよ、じゃそれでお願い」


「雑っ!?話には続きがあってね!魔王を倒せばなんとその男の子を生き返らせることができます!今はとりあえず仮死状態って事で病院にいるから」


「おけ、魔王な。じゃ頼んだ」


「君みたいな飲み込みが早い人46億年担当してて初めてだよ…それじゃ今から転生させるね〜とりあえず適当にステータスとか調節しといたから最初は困らないと思う。所々僕が介入するから心配する事ないよ!」


「あぁ、ありがとな」


来世では魔王倒したら山奥にでも住んでゆっくりしてよっかな


キィィィィン





「見て、あなた!私たちの子供よ…!」


「あぁ見てるとも!俺たちの愛の結晶だ!

最高の奥さんと俺の子供だからさぞかし幸せに育つ事だろう!お前の名前はエリス=リナルドだ!」


「やだもう!」


声が出ない…?え、転移とかじゃないの?最初からやんの?4年間くらい暇じゃん…



とりあえずはいはいが出来るようになってからは家中の本を探してこの世界のことについて調べた


神が言ってた通り魔法が存在するらしい。

よくありがちな属性魔法として無属性、火属性、水属性、木属性。そこから派生する闇属性と光属性、氷属性と雷属性など多数。

個人が作るような魔法もあるとかないとか。


魔王を倒すために必要な条件も列挙してみた。


1、勇者とやらのパーティに入る(そうしないと魔王城にすら辿り着けない)


2、最低で※①最上級魔法を複数使えなければならない


3、※②レベルは1000以上


※① 魔法には上から、神話級、破滅級、国家級、超級、最上級、上級、中級、下級、初級がある。


※② 強さの指数。10歳から毎年近くの教会で鑑定する。一般人をレベル1として勇者は2000に到達している。(魔王は2400)



①に関しては魔王を倒したあと、厄介ごとに巻き込まれそうだからしたくない。

1人で2400を越えればいいだけだしな








こうして最強の男の行進が始まる。


現在のステータス


エリス=リナルド      レベル???


攻撃力 2 防御力 4

魔力 5 スピード 1

知力 1500 運 100


スキル 《神の加護》《最強》《神の使い》



–––––––––––––––

10PV以上で続きを投稿します!




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