「はいから」を含む小説

　クラスメイトの幾多千世《いくたちせ》は発明家だ。 　僕は助手じゃない。ただのクラスメイト。 　そんな彼女がなんとタイムマシンを発明したらしい。 　……けど、失敗だった。 　ふ…

魑魅魍魎、妖怪、あるいは物怪と呼ばれる超常存在に立ち向かうここは 「防禍庁東京特霊科第六支部」 突如訪れる異変の対応に日々追われる「玲」 他部署の応援として劇団公演の…

突然、特殊性癖――NTRT(寝取られたい)を告発された俺は思わず呆けた声が漏れてしまった。 何を隠そう、この言葉を放ったのは俺の親友なのだから、呆けた声が漏れてしまうのも必然―…

タイトルとキャッチコピーかっこつけてますが、詩のオムニバス作品みたいなものです。 はい、すいません。たまには、カッコつけたかっただけです。

お題『スタート』 昨日までの記憶は、リセットされ、毎朝、リスタートする私。 そんな私を優しく見守る彼。 そんな彼に、また、恋をする。 優しい彼の思惑は？ そんな彼女の想いは、報わ…

「母のようにはなりません。私はあなたとともに生活するのを選びました。 　いつもあなたとともにいます。いいでしょう？」 「朝から晩まで二十四時間、私の傍にいるんですか？飽きませんか…

　このところ、企業ハラスメントの被害で、小田亮のカウンセリング室を訪れるクライアントがあとを絶たない。原因は世代間における社会通念の違いだ。特に昭和世代の一部の者たちはハラスメン…

2024.1.6　完結しました！ 20XX年、ある日突然、世界は＜ダンジョン＞に侵蝕された！ 未知の新能力＜スキル＞に覚醒めた人類は自らの世界を救うべく＜ダンジョン＞攻略へ乗…

はい！　こちらは区役所の妖課です。 え、怪異ですか。不可思議なことが起こってお困り……そうですか。かしこまりました。 私共妖課が、お調べして解決いたします。 人形の怪異が現れた…

「へい、ヒップ」 『はいはい、なんでしょ』 「今日の天気は？」 『ああー、傘持ってけば雨がいつ降っても大丈夫ですよ』 「・・・。」

　何十年か前に起きた、キャンプ場での不審な火事。それを目撃していた人物が、警察官に当時の状況や心境を語る。 　きょうじゅ様による自主企画『偽教授劫火杯』への参加作品です。 　よ…

二◯二二年、三月十二日。 林真記介は三十四歳の誕生日を迎え、旧友の結婚披露宴の場で高宮万里の死を知る。 十一年前の震災で行方不明になったという万里は、真記介の高校時代の親友で、と…

主人公である霧島才人には疎遠になってしまった幼馴染である八雲真里奈がいた。思春期に疎遠になって以降まともに会話すらなかった才人と真里奈。 ある日、才人は大切な話があるという理由…

家の都合で新しい学校に転校した俺は新しい学校生活にワクワクしていた。 でもいざ学校に行ってみると、隣の席は元カノだった。 それもただの元カノならいいんだけど、嫉妬が強すぎる！…

　オタクとして二次元の推しのために生きてきた明花。ある日のHR中に校内放送で校長室に来いと言われ冷や汗ダラダラ！ 　息を切らして校長室に辿り着くとまさかの校長不在！！？ 　代…

「なぁ、本当におまえがやったのか？」 「はい」 「……わかった。決して悪いようにはしない。よくいってくれた。これで中体連にも出場できるし、お前の友人も先輩も野球を続けることができ…

「ねぇ貴方？人という字の成り立ちは知ってる？」 「はい、人と人が支え合ってるんですよね。」 「正解。つまり、入るという字は人と人が入れ合ってできているの！」 「入れ合うって…」 …

◻︎◇◻︎ 「リリアーナ・ポーラーベア！シロクマでありながら最弱な女め！今日こそその弱い力が我慢ならん！今この瞬間をもって、婚約を破棄する！！」 　強さが全ての国である獣王国…

　想像してみてください。 　あなたは何かを書く、描いている人だとします。 　そしてあなたは、明日試験を受けます。 　夕飯も食べ、時間は夜の十時。昼間にもちょっとした事件もあっ…