「#空」を含む小説

おじいちゃんがいつも持ち歩いていたノートがおじいちゃんが死んだ日に消えていた 僕は病室に忘れていった星座早見表を手にとって思い出した 「この日記には大切な人に伝えたいことが書かれ…

　リヴァイアがエクスカリバーの柄をきつく握りしめると、途端――鞘からエクスカリバーの剣を抜く。 　その間……、月明かりに元聖剣が反射。 　キラッと寝室を、まるでサーチライトのよう…

大学でなぜかゆかりもない映画サークルの新作で主役を務める羽目になった。 バイトで通っている苦学生なのに、どうして主役なんだろう。しかも強制されて無給という条件で。 そんな余裕ある…

これは、絶対に叶わない恋をした私の話。 1話完結なので読みやすいと思います。 思いつきで書いたのでちょっと雑です。ご了承ください。

ある日『先生』が突然結婚した。それに対する隣の席の桐谷くんの動揺に、私も内心揺れている。 だって私は、『先生』は———

この村は死者の国であり、生きている人間は存在しないということらしい。そしてこの村に迷いこんだ人間は、一年以内に必ず死ぬ。そういうことなのだ。男は思った。僕はなぜ、こんなところに来…

大学四年の三月、卒業も間近な頃であるがつけなきゃいけないケジメが僕らにはあった。 空の部室で、ゴングの鳴らないリングに上がる。 嫉妬と羨望は、この時になってもまだ拭い難いものがあ…

「世界最高のお茶を、飲みに行く」そんな書き置きを残した友人。僕は彼が向かったであろう廃坑に単独で入った。彼の真意に気づいたから。 　◇　　◇　　◇ 世界設定はガバガバです(;…

「私、恵一くんのことが大好きだよ、大人になったらお嫁さんにしてね……」 放課後の夕暮れに、微笑みながら彼女はそう言ってくれた。 僕、香月恵一（かつきけいいち）は幼馴染みの二宮藍…

これは、ある島国で暮らす家族のお話。 父と息子が住む一軒家のほど近くには、空高くに浮かぶ大陸がある。そこから降りしきる花弁には癒しの力が込められていた。 絶えず恵みをもたらす大陸…

長野県で家畜をさらっていたＵＦＯの正体が分福茶釜らタヌキらの仕業だと解った。 どうやら今までのＵＦＯ騒ぎは全てタヌキ達の仕業らしい。 そんな折、世界全体でブルービーム計画という人…

これは恋愛作家の先生と私の、密かな恋のはじまりの物語。 第二回　銀縁眼鏡文学大賞、参加作品。 文体診断/1・森鴎外　2・芥川龍之介　3・井上ひさし 2022/06/09　大…

『…お願いだから…もう1人にしないで…』 変な夢を見続けていたのかもしれない。 なんでこんな夢を見るのだろう、僕には分からなかったんだ…。 料理部の看板息子 紡と 軽音部のプ…

「うおおおおおおお！　あの巨乳を好き勝手していいのは、俺だけだーーーっ！」※一度も触ったことはない おっぱい大好き男子高校生・空切マサルは、巨大ハサミを振り回して戦うヒーロー「…

　舞桜中学校に通う３年生の少年少女、星崎空と桜合舞は仲の良い幼馴染同士で、周囲からは恋人半歩手前の関係だと思われている。 　実際問題、空も舞もお互いのことは異性として意識していた…

「今日も、私の抜け殻は、正しく仕事をこなしている」 双子の巫女に支えられた国があった。 死刑執行と安楽死を担う《浄めの巫女》と、 生贄として霊峰に身を捧げる《鎮めの巫女》。 「…

　剣はもはや時代遅れ、魔法は殆ど失伝。剣と魔法の時代が終わり、銃と蒸気の時代が始まろうとしていた 　そんな中、大国フランコルム帝国は僻地に僅かに生き残った飛龍を4頭集め、近衛飛…

門田空 陰キャ。和真の親友。本人は自覚がないが、髪をセットすると、モデルになれるほどの美少年。運動は個人種目なら抜群にできるが、チームプレイは全くできない。和真と付き合うことにな…

本田史郎氏は大正十三年生まれ。陸軍少年飛行兵十期。 死闘続くニューギニア航空戦を皮切りに南の空を転戦し、沖縄戦と本土防空戦に参加したのち甲府で終戦を迎えました。 最終階級は陸軍准…

屋上から見下ろす街 透き通る風静かに吹く 交差点を行き交う人 その風に押され歩くの ほんの少しだけでも 触れられるなら 透明な幸せに会える 気がしたから 透き通る光きらき…