「一人称」を含む小説

色々なジャンルで描く、適当短編集。ここでは私がふと思いついた内容を投稿する形になります。いわばアイディア置き場のようなものです。一応、小説という形にはしてあるので皆様に読んでいた…

王都シルフォリアの郵便屋で働く少年、ヒルト・クリネは 今日も扉を蹴飛ばして、いつも通り配達に向かう...はずだった。 車は急には止まれない。馬車にはねられた彼を待っていたのは女…

落語家は、真打になると弟子がとれるようになる。 そして、ついに弟子入り志願者が現れた、そのとき…

いつも俺達すれ違い♪ 愛犬家さんに読んでほしい♪ ――――― 10年前に死んだはずの愛犬ラッピーが、ある日突然帰ってきた。 「なんで？どうして？」 と首を傾げるのはラッピー…

高校生の守川知樹は、５月の連休に家族と南の島へ旅行に出かけた。 ところが、途中で嵐にあって船から落ちてしまう。 流れ着いたのは、どこかの南の島である。 彼は、一緒に遭難した女の子…

冬のある日。洗濯物を干そうとベランダに出た私は、バッタが物干し竿にいることに気づいて慌てて部屋に帰る。虫は苦手だが、故に追いやることもできないでいた。 短編というよりショートショ…

1分で読めるショートショート。 少しやるせなさが漂う、虚無感たっぷりの現代ファンタジー小説。 ※Xフォロワー様たちのオフ会に参加させていただき、そこで創作した物語です。制限時間…

俺の名前は高居宙。高校一年生だ。 高校に入学した俺は、クラスで1番可愛い女子、一ノ瀬さんに一目ぼれして、片想いをしている。 俺は一ノ瀬さんと距離を縮め、仲良くなりたいと思っている…

一人称縛りで書いた「まぼろしのひつじ」の番外編。 だったけどシーズナルとか設定以外は本編側に引っ越しました。 最近またちょっと脇役一人称っぽいのや三人称やらの短い話を足しています…

　吾輩は猫である……らしい。 　部屋の中、閉ざされた世界に生きる、現代の猫の物語。

様々な世界を、様々な角度で、様々な私が跋扈する。 世界とは一種の夢現の幻惑であり、私はその曖昧なものの使途である。

ツンデレ女子、市原叶乃と陽キャ女子、西野有紗は最初は友達だった。 けど、有紗に恋心が芽生え、それが抑えられなくなって―― 有紗は叶乃に友達以上のことをするようになる。 けど、叶乃…

選ばなかった道があの頃にはあった。暮らさなかった人と街が。男は思い出している。未練とも後悔とも懐かしさともつかない気持ちで。 自主企画【第4回　条件作文】をもとに書きました。 …

私には気になる男性がいます。 その人は「どこで」「何をしている」「何という名前」なのか一切知らないサラリーマン。 それでも私は、その人と逢えるあの場所が大切なんです……。 …

ショウカしたい。ショウカ出来ない。 ───── こちらの作品は、フィンディル様の自主企画に参加させていただいています。

　春野千春は高校１年生最後の１ヶ月を前に焦っていた。叶えたい夢を今こそ叶えようと奮闘していたのだ。 　その夢はアイドルになる事。それを目指して今までに努力を重ねたものの、未だに何…

スキルも神様も、レベルも魔法もあんまり関係ありません。 とある土曜日、友人たちでよく行く小料理屋に集まって昔話、そんなところから始まる学生時代のお話です。 一章　さけのみよにん…

小学六年生の女の子が主人公ですが、一人称ではなく三人称で書いているので少し文章をかたく感じるかもしれません。 でも純文学というほど文章を凝ってるわけではないので、読みやすい………

完全自律型二足歩行アンドロイド──わたしの下半身の製作は未完成に終わった。 わたしを造ろうとした彼と彼女、そしてわたしの後悔は、今ひとたび重なり合おうとしている。

『次が最後の機会だ。諸君が我々と対等の存在だと証明できなければ、諸君の未来は失われる。余は諸君らの奮戦に期待する』 　それは白髪の英雄〝銀河の覇者〟からの最終通告だった。 　十…