「思うんだ」を含む小説

志貴皇子が正室を娶る事になった。その御方は、現王朝の礎である大海人天皇の内親王であった。父の出世の為に志貴皇子の囲い者になっていた橡姫は…。 全四話。 【大法螺葦原国史】 『…

　表向きは治療魔術師、裏は拷問官。 　そんな男はある日『およめさん』を買った。

「死なないよう、ちゃんと子孫繁栄してくれ。もう氏神ではないけど、村の子供たちに願うのはそれだけだよ」 　転生の神は、氏子だった少女にそう言った。 「それができりゃ廃村になんかなり…

ＬＧＢＴを応援しようという企画があったので応募してみました。性別が一致しない。其れって本当に悲しいことだと思うんです。それを、どう表現したらいいのか悩みましたが、とりあえず、自分…

天才女子高生作家としてデビューした二筆流（にふでながれ）。 これは彼女をとりまく作家たちの物語。 まるで筆が二本あるような速筆と、作品の多彩性でライトノベル界を一世風靡した彼女…

短編です。 ありえないだろ！っていうシチュエーションかもしれませんが、恋に壁なんて無いと思うんです。 精一杯、想像を膨らませてください。

ゴールデンウィーク地獄のお題交換会を所属サークルで企画して書いたものです。多分送った人はこういうのを望んでいた訳ではないと思うんですけど、ちゃんと注意事項に解釈は受け手によるって…

喧嘩をしたまま、会えなくなった。 今になって、思うんだ。 だから。 この夜が明けた時には。 ＊『夜明け』というタイトルで、本作の続編を公開しております。お気が向きましたら、…

読めば分かりますが、そういう物語です。ネタがあれば書けるけれども、なければ書けない。そんな感じの物語です。なにか使えるネタがあったら、「どうして〇〇は△△なの」という具合に教えて…

1972年――――9月 ひとりの男がなにかに脅えていた。男に記憶はない。ただ、さ迷うのみ。 ＊たぶん大丈夫と思うんですけど「運営さん」から注意を受けたらやめます。…

神山徹は、進化論を素直に受け入れることが出来なかった。 彼が真理に至る道は、果たして積み上げたものへの意味が見いだせるのだろうか。 唐突に謎のメンツで始まった短編小説企画で出…

「ひとの生はね、飴玉のようなものだ。気づいたときには、溶けてなくなってる。口の中には甘さと、残り香だけがあとをひく。あたしはそれを美しいと思うんだ――」 と、テグリは言う。 …

新学期は心躍るもの、そう考えてはいないだろうか。 俺、財前友明は今日から新学期を迎え、高校2年生になった。俺は『冷酷な男』と呼ばれ恐れられている。実際はそんなことはないのだが、…

短編小説で完結しないってそれ自体でアウトだと思うんですよ それなのにこれを投稿する自分って何ぞや あああああ今新しいキャラクタができると非常に困るというのに！ ……居ないとは思…

　コント！ 「Uターン問答」 海外の絵本的に言うと、敬愛なるKとKに捧ぐ

　Uターンラッシュの帰り、いい人に出会ったんだ。ああいう人が増えてれば世の中良くなると思うんだ。 『KAC2020 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2020…

地下アイドル「マジカル☆マジョリン」のメンバーである日南は、唯一の女子ファンの遥など、数少ないファンに向けてライブを中心に活動していた。ある日、メンバーの1人がファンに無理やり抱…

僕は四年に一度、皮を脱ぐ。皮を抜けば新しい体になって、あいつとももっと遊べると思うんだ。そいつもきっと、待っててくれるはずなんだ。

短編集です、たぶん。ちょっとした休憩なんかのオトモにどうぞ。 ところで徒然って良い言葉ですよね。大好きです。 徒然なるままに生きていたいけど、徒然に生きるには時間もお金もな…

　北国のとある一帯で、一年中吹雪の止まぬ山郷があるという。なにぶん嵐のように強い風と視界の悪さで、立ち入るものは愚か住う人などおらぬ。だがある場所を境にその雪もぴたりと止まる。 …