「ひととき」を含む小説

二人でつくテーブル。料理を待つ間の少しの時間…。 ボクはビールをひとつオーダーした。

―人と竜が共存する世界で— 竜と人が争い続けた「戦歴」という時代。 人は竜を憎み、竜は人を蔑む。 辺境の村に住む少女ミッカはある日、竜の子供と出会う。 それは竜と人が争う時代に…

アナタの行き先が決まる間のひとときを、 この空間で過ごしてみてください。 出会いがあれば、別れがある。 思い出の味になりますように。

目が覚めると知らない家にいた。 そして、知らない男の人がいた。 「今日からお前は俺の犬だ」 突然知らない男の人の犬になった僕…… でもなぜか素直に従ってしまう魅力がある。 こ…

大学生の歩実-あゆみ-と慶太-けいた-は、帰り道、電車に揺られていた。 ‪降りる駅に刻々と近づく中、二人は取り留めのない話に花を咲かせる。 当たり前にある日常の、けれど幸せなひと…

ブロマンス的なやつなのかな？ 言葉の可能性を信じろ。

星はいつか死ぬという。 今日も今日とて、そんな死にかけの星が、運よく秘境<星鳴きの森>に辿り着く。 そして歓迎されるのだ。 暇を持て余し、命を知らぬ哀しき主に。 しかし、今日の来…

夏祭りの日。 一昨年、去年は最高のひとときだったけど。 今年は、後輩の彼が隣に居なくて。 少女はぼんやりと花火を眺めながら、物思いに耽る。 カクヨムKAC2020参加作、その２…

34:03 夜勤明け。 私にとって最高のお祭りが始まる。

歳の離れた姉弟。 別れの前夜にふたりで語り合う。 かわいくて、切なくて、そしてあたたかい、おねえちゃんとおとうとクンのほのかな恋のひとときです。

ねこたちと暮らすわたしの家にはとーってもかわいい、ペロちゃん、ていう女の子の子ねこちゃんがいる。 その子ねこちゃんとわたしとわたしのパートナーとの何気ない仕事上がりの楽しいひとと…

春の訪れを感じさせる風に吹かれると、蘇る記憶。ひととき旅をした覚えは確かにあるけれど、その場所には二度と辿り着けないかもしれない――そんな想いを綴ったショートショートです。

大陸全土を巻き込んだ大戦から三年。操魔士(ソーサラー)の少女・シェリナは、失った母の形見を求めて辺境の街アノレアを訪れる。 出会いと別れ。恥辱の悲劇と愛欲の楽園。その、ひととき…

山に暮らす妖の、日常のひととき。 変わらないように見える日々も、きっと間違いではないのだろう。 だって、こんなにもいとしいのだから。

小高い丘の上にそびえ立つ一軒家にひとりで住む「彼」の元には、不定期に不可思議な絵はがきが届く。それは彼とほんの短いひとときをともに過ごした大切な「友人」からのものだという。 20…

不器用でまっすぐな男の子と、ちょっとぼんやりな先輩の女の子。 新年を迎えた二人の、甘々なひととき。

あなたは犬が好きですか？それともちょっぴり怖いと思っていますか？ これは「僕」と一匹の犬のお話です。 犬が好きな人も、少し怖いなって人も、犬や動物に少しでも関心のある方に読んで…

【書籍化】 カドカワ読書タイム『5分で読書　ちょっとかわった、恋のはじまり。』収録作品。 2021年3月11日発売です。 ある雨の日、傘をなくした男に救いの手が差し伸べられた…

クリスマスの夜、家を飛び出した少年が老人と出会い、ある約束をする

滅亡に瀕した世界を救ったのは、鋼鉄の戦士たちだった。 彼らの名は、戎装騎士（ストラティオテス）。 まばゆく彩られた異形の身体に宿るのは、人智を超えた凄まじい力――そして、人とおな…