「ゆめかわ」を含む小説

「アサクラジュリさん、次のお部屋へどうぞ」 受付の女性の無機質な声が白い部屋に響いた。同時にその七音が私の名だと気がついた。 兎にも角にも次の部屋へ進むことになっている。なら行…

短編集です。 残酷描写あり。 諸々注意。 無理だと感じた場合ブラウザバック推奨。

素敵な文化（ゆめ）に魅せられて、〝未来の神話〟を幻視（み）ていたら、現実（リアル）な未来が見えました ❤。 アイドルマスターやバンドリ、ラブライブの動画に感動して、「Ｌｕｃｉｆｅ…

「確かに倫理は足枷かもしれないが、あなたの全力疾走に愚民がついていける保証はない。それを理解しないからだよ、博士」

　世界から失われつつある造語「未言」の若き研究者・山崎琴音。 　その「未言」を使い、世界を創造する詩人・小川千秋。 　これは、とある物語の前日譚。 　魔法も奇跡も持たない「変な…

　文化祭を週末に控えたある日、音無律《おとなしりつ》は幼き日の友人と再会した。 　彼から託されたのは、５年前に亡くなったもう一人の友人が遺した七色のクレヨン。 　暖かくも辛い…

冴えない高校2年生の主人公、柊優汰はある日夢を見た。夢なんて所詮なんでもありの世界、そう思いつつも嫌に自らの心の奥に突き刺さる夢を。次の日、昼寝をするとなんとまた同じ夢が!?この…

高校2年の少女、夢咲（ゆめさき）紫陽花（しおか）は、少し...特殊な人間だった。彼女を特異的な物に分類させるのは、彼女の感性。鮮紅色を『綺麗』だと思わせる、彼女の蒼の瞳。 そんな…

親友を亡くし、生ける屍のようになっていた少女、舞衣はある時、夢魔と吸血鬼のハーフである少女、オルツァに出会う。オルツァに夢の世界へ連れて行かれた彼女は…… ・舞衣……親友に死な…

『最高の目覚め』って、意外と平凡なことだと思う。

北原白秋の「揺籃（ゆりかご）の唄」は（wikipediaによると）1921年（大正10年）に作られたそうです。 歌詞の全文を掲載します。 --------------------…

目が覚めなくなってから、もう二週間になる。 まつろわぬ女の子の話。続くかもしれないし続かないかもしれない。

サーカスの花形スター、催眠術師のエリックには、彼自身も知らない秘密があった。特殊な眼力を宿す瞳「サイケデリック·アイ」に映るのは、夢か現か。 幻想にとり憑かれた男の、愛と狂気の…

こわくないよ

ヒトのいる場所とその手がかりを探して旅を続けるかばん達が辿り着いた先で出会った、飛べない鳥のフレンズ。しかし、彼女は今までかばん達が出会って来たフレンズと明らかに違っていた。それ…

ユートピア第2話より。お題は「足元」でした。恋って自覚するタイミングって、人それぞれですよね。

矢森鷹紘（やもり　たかひろ）はかつて本の虫だった。母にたくさん本を読むように言われて育ってきた。けれど、鷹紘が高校一年生の時に母は家族を裏切った。それ以来、彼は本を読まなくなり、…

いい感じの夢を見たら書きます。