「祠」を含む小説

山奥の社祠に祀られる日本の女神が、ひょんなことから異世界に吹き飛ばされる話。

社畜だったボクは、今日も深夜バスで帰宅。 泊まりじゃないだけラッキーという会社に勤務している。 で、夜中に「祠」を見つけ、お祈りすると、女神様のいる神域に呼ばれた。 そして、農…

とある魔王城の王の間、そこに呼び出された魔王の娘、リリは、突然父親から見放されてしまう。 どうにかこうにか、見捨てないで欲しいと伝えるのだが……全く聞く耳を持たず、将来有望な魔族…

ー殺され女優・鎌田靜子の憂鬱な毎日ー 『死体女優』と呼ばれる静子は、マネージャーの高木と共に、神奈川県川崎市にある小さな神社へと出掛けます。 毎夜、悪夢にうなされる高木の脳裏に…

それは罰などでは無く祠の呪いなのかも知れない。

地元の廃れた神社はみんなからすっかり忘れられた、噂も情報も何もない普通の神社。 部活を引退したばかりで夏に遊べなかったサッカー部員は「肝試し」をしようと計画を立てる。 そこであの…

京都の大学に通う小坂隼人は、父のリストラにより生活費を自分で稼ぐ必要に迫られる。 そんな窮状の中、アパートの大家の知り合いを紹介され、そこでアルバイトを始める事にした。 怪しい雰…

　古くより怪異を封じてきた日奉家。そんな一族の一人として活動を続ける日奉雅はある日、山に安置されていた祠から街を守護していた呪物が消失している事に気が付く。それを合図にする様に封…

　独りよがりを拗らせた少年――雨宮 堅心。 　全てに嫌気が差し、彼はどんな願いも叶えてくれるという『びいどろ様』が祀られた祠に足を運んだ。

運の悪いお人好し=ルチル・ハーバーグ 牛乳を売り歩く少年=マルコ・ストロース 年若い村長娘=アニール・クッキー フッカフカのバインバイン=ミルク姉さん ツインコロネパン=カルネ …

旅の途中、少年時代に訪れていた祖母と曽祖母の家の跡地を訪れた僕は、印象的な姉妹と小さな稲荷の祠の記憶に触れる。 旅を終えた翌日の朝、生活の中で唯一安心することができる井の頭公園の…

　”僕”は家の裏庭にある祠に、たまに供え物をしていた。 　ある日、”僕”は気が付いた。 　この祠に供えた物は、目を離すといつの間にか消え失せている。 　お菓子も、果物も、ジュース…

【あらすじ】 　この国には八百万の神といって、かつてはどんなものにも神様が宿っていた。王政再開後、この国にも西洋の科学が流入して神様は姿を消した。 　……時は流れて22世紀末、祖…

人形町の裏手にあるその坂は「生首坂」と謂われている。 　その謂れは戦時中の昭和の初め、学徒出陣できなかったひとりの学生が仲間たちの戦死に懊悩して祠を覆う楠の枝で縊死したこ…

幼少期の夏、私は祖父母に連れられてある場所へ行くと、そこには祠と石碑のようなものが乱雑に並び、真ん中に高く聳える墓石があった。 祖父の本当なのか分からぬ祖先の話、幼い頃に感じた祖…

時の流れに身を置いた、小さな小さな祠の話。 どこかであなたも、見た事があるのでは？ その存在に何を感じるかは…　あなた次第です。 天地ソウゾウ祭-水無月杯'20　テーマ『…

崩れかけた鳥居と祠。 中から出てきたのは、侍女を数人従えた花嫁姿の美しい狐だった。

他人の記憶が見える不思議な能力をもつ少女、葵。 そのせいで、家族や友人、繋がりを全て壊してしまう。 ある夜、何者かによって祠の井戸に引きずり込まれ、 行き着いたのは、人身御供に…

魔法が当然のように存在し、神が当然のように世を治める世界“エリクス”。そんなありふれた魔法の世界で四百年以上の時を生きる魔法使いの少年シェイドには、ある野望があった。それは、『理…

とある隠れ里、そこに住まう忍見習いの灯(あかり)。日々修行に励む灯と祠に住む神影(みかげ)との出会い。