人の記憶が見える力『視憶』をもつ主人公『葵」は、そのせいで人間関係が上手くいかず、他者とのつながりを壊してしまっていた。ある時、井戸の中へ引きずり込まれてしまい、その先の異世界の国を訪れる。そこは、生贄『水巫女』によって水神から国を守る慣習がある『水波盛』という国だった。
生贄になる運命に抗い、生きて日本に帰ろうとする葵と、ある過去を背負う『おくり役』のリンとの関係が、物語が進むにつれて徐々に明らかになって行きます。
テンポの良い展開、和風ファンタジーの世界観、繊細な描写で描かれる葵の心の内など、どれを取っても素晴らしい作品です。
物語の中に引き込まれるというのは、こういう事なのでしょう。
あなたも葵となって、スリリングで幻想的な水波盛の冒険に行ってみませんか?
オススメの作品です(*´꒳`*)
是非ご一読くださいませ♪( ´▽`)