「怪異」を含む小説

怪異物語創作コンテスト「掛川百鬼紀行　第二幕」小川賞受賞作。

《神通力》ーそれは遥か昔、人間が神から授かったとされる人ならざる力である。 　その《神通力》を駆使し怪異から日本の平穏を守るべく闘うものたちがいた。そして数百年前、そんな者たちが…

西暦2044年 6年前の大厄災を境に怪異による事件の数は上昇傾向にあった 警察組織は怪異専門の法執行機関:神祇省公安対魔特務六課 八咫烏を設立した そして本作の主人公,霧雨 麗も…

　幼い頃から世界に違和感を持っていた荒木尋斗、学生の彼は、学校からの帰り道で化け物に襲われ、前世の記憶が目覚めた。彼が転生したこの世界は怪異や悪霊が人知れず存在する危険な世界だっ…

怪異物語創作コンテスト「掛川百鬼紀行　第三幕」応募作品。

　大学生になったばかりの山吹ツバキは、幼馴染であり後輩でもある、桔梗ナズナを中心とした生活を送っていた。一人暮らしをするツバキのアパートにナズナはよく訪れて、ちょっかいを出しては…

※副読本という名の小ネタ解説作りました https://kakuyomu.jp/works/1177354054891323062 怪異は科学ではない。 何故なら彼此の前提条件…

四国の山中をひとり走っていた僕は、奇妙な生物と遭遇する。白く艶やかな皮膚に四つの瞳を持つその異形。それは一体何だったのか――現実か、精神の幻か。恐怖と謎が交錯する体験を描いた短編…

明治時代終期、江都中学校に通う、周りと少し距離を置くミステリアスな少年、霧島涼（きりしま りょう）は周りで次々と起こる怪異事件に巻き込まれ、そして解決していく…。仲間とともに。 …

　日常に潜む都市伝説、怪談、伝承などに伝わり人間に害を成す怪異。 　そしてそれを退治している『怪異お悩み相談所』に関わることとなったミズエは、仲間達と共に世界の闇に潜む脅威と対峙…

夏休みのある日。“僕”は友達のC君と一緒に、自転車に乗ってちょっとした冒険に出かけていた。 霊感の強い祖母の、「今日は嫌な予感がするから出かけないほうがいい」という忠告を無視して…

とある小さな村にある沼、「隠し沼」。 私はその沼に、掃除の時間中にうっかり壊してしまった花瓶を投げ込んだ。 この沼に見られたくないものや秘密にしておきたいもの、隠したいものを投げ…

今まで人類に秘匿とされてきた魔法。 その魔法を扱える探偵の美女、黒崎綺夜子は 己の相棒である珀と共に 妖精や怪異、神話生物たちが巻き起こす 神秘存在が人々に降りかかる 秘匿すべき…

ひとつ。儀式を途中で中断してはいけない。 ひとつ。カオドトさんの正体を探ってはいけない。 ひとつ。カオドトさんに、恋愛に関する質問をしてはいけない。 ひとつ。カオドトさんを降ろし…

　不思議な力を持ち、不思議な話をする「笠待晴」それにつき従う「仰丸」という怪異。蔓延る『怪異』と、限られた人間に開花した『異能』そして、その先で起こる災厄に立ち向かおうという命知…

迷い込んだ店で 彼女は特別な力を持つ石と出会う 石に隠された秘密 不穏な影 目的を果たすため石を手にした彼女は 災いの渦中へと飛び込んでいく この古都で真実を手に入れるために …

　「はははっ。本当に神の使いだったなんてな」 　青白く光る満月が浮かぶ夜空の下、俺は一人呟いた。 村に蔓延る物の怪から大切なものを守るため、御言と秋彦は動き出す。 夏の村…

これは僕が実際に経験した事実です。だから本来はエッセイ・ノンフィクションのジャンルかも知れないけど、内容的には怪異譚？の部類なので、こちらに投稿しました。

　八角八足の鹿の神。人の道から外れた者が、道から外れた人を救う。