「家 掌編」を含む小説

自主企画『２０２０初夏もカクヨムでぶっ飛ばせ!!　７月企画！　「夏の始まる日」』に向けて書きました。 ホラーといいつつ怖くないと思います。

俺の町の郊外にハイゼル川には、ハイゼル・トゥーアという爺さんが住んでいる。 ちっぽけな鱒を釣って食べてはリラを弾いて寝ては…なんてつまらない一日を延々と繰り返している変な爺さんだ…

　我が家の常識は世間の非常識なんていうけれど、それぞれの家でしか通じないことは確かにあると思う。 　@chauchauさんの自主企画『三つのキーワードで小説を書いてみませんか【…

断片。大体現代、ときどき魔法。 『創作家さんに100のお題(幻想百題)』をお借りしています。 http://caged.sakura.ne.jp/forest/100theme…

カラフル夫人はカラフルなものが大好きです。 ですから服や家や家具や食べる物や自分の娘や、何もかもは色々な色に染めてしまう彼女のことを、近所の人々は「色きちがい」と馬鹿にしていまし…

フリーライターの高井戸は、食通として知られる女性実業家を取材。夫が失踪した後、親子ほど年の離れた愛人と暮らす彼女の秘話とは……。◆ 自主企画《いっぱい食べる君が好き（後日消滅）》…

僕の記憶は二十五歳の夏で止まっている。いわゆる前向性健忘というやつらしい。 事故で損なわれた脳味噌は十時間より長くものを覚えていてくれない。 僕は覚えていない。家の場所も、昨日や…

小説家に恋する若者の一人称小説です。 純度高めです。

しがない三流私立探偵の片倉はとある仕事の依頼を受けて辺鄙な田舎にある一軒の旅館を訪ねた。 そこで彼が受けることになった仕事の内容とは…… 　pixiv初出作品です。一部加筆修正…

ある日家の玄関に見知らぬ贈り物が。

食料は尽き、水も残りわずかという中、砂漠を進む男。 ふと前を見ると、オアシスを見つける。 それは幻か、現実か。 （小説家になろうにも投稿）

かの有名な征夷大将軍・坂上田村麻呂を古い先祖に持つ坂上田村丸俊宗。 既に家は没落しているものの、かつて名家であったというだけで朝廷からいいように扱われる日々を送っていた。 そんな…

家に帰ると、妻りえこは「夢」をみていた。 夢と現実は、大きく違うけれど。 結婚してからしばらく経った夫婦の物語。

売れない小説家の元に一通の手紙が届く。 2020年の夏を境に一つの妄想に取り憑かれた男の相談。

後に、平安時代末期と呼ばれる時代。 時の帝はいまだ幼く、実権を持たないままに元服の日を迎えようとしていた。 そんな帝に添わせるために、藤原北家・藤氏長者である藤原忠道は妻・宗子へ…

執筆中のまま眠っていた作品です。鉄塔を登場させたくて書きました。雰囲気で読んで頂けると。 　＊「小説家になろう」様にて同時掲載しています。

即興小説トレーニング様（http://sokkyo-shosetsu.com/）のところで書いてみた作品です。 ・お題：きちんとした土 ・制限時間：30分 　＊2015年6月に…

父が息子に技を受け継がせる。 優れた矢。それは無駄な苦しみを与えないが故に人の道に適った武器と言う。 しかし、戦そのものが人の道に外れているのではないか。 父と息子は満月の下、対…

人々に親しまれてきたうるう桜の伐採が始まった。皆に語りかける思い。 ＊「小説家になろう」に投稿しています（名義：naro_naro）。 ＊「アルファポリス」に投稿しています（名…

太一：高校１年生で光龍大社の宮司。高揚感を覚えると不思議な光を発するという異能を持つ。偉大なるマスターとなることを目標にしている。本シリーズ・本作品の主人公。 あおい：幼稚園の…