「いつもの 学生」を含む小説

三年の教室の前を通り過ぎて生徒会室へ向かう。待ち合わせはいつもだいたいそこで、「なんで教室じゃないんですか？」と聞くと、先輩は「ちょっと特別感がない？　教室って開放的すぎるから」…

いつもつるんでる幼馴染の一人、馬鹿担当の命がポッキーゲームをしようと言い出した。女同士でしてどうするんだ、と思って無視していたら、何故か真面目担当の涙ものってきて、いやそんなこと…

心理サークルに所属する小野 翔真「おの しょうま」はサークル設立者の風野 美空「かぜの みく」からいつものように心理の話しを聞いていて放課後を過ごしていた。 そんなある日、…

学生戦争ったーの創作です。 超長編(当社比)です。 今のところネタバレしない範囲で大きく分けると、始まり～誘拐後、夏休み直前～相棒の死、月花～最後までとなります。 神咲班班員…

フットワークの軽いアウトドア女子の迎陽彩。 ストイックなアーティストでインドア女子の遠野朱々葉。 二人が出会ったのは入学間もない高校の教室。 合わないとわかっていても、いつも、い…

とある大学。理学部有する理学研究館第二棟。その三階に門を構える光の科学研究室。今年度春を迎え、そこに二人の新人学生が配属された。 一人は沢叶夜(さわきょうや)。とにかく騒がしい男…

文章は書けても、絵は描けない。 美術の教科書とか見るたび、「この絵、何がすごいの？」といつも思ってた。 学生時代の図画・工作の成績はいつも五段階評価の3。 そんな著者が急に「絵が…

　春原杏はラッキーだ。そして、同級生の安藤拓未はいつもアンラッキーだ。いつもサバサバしている杏といつもふざけている拓未が一緒にいると、杏がツイている目の前で、拓未は不運なことが起…

コウというペンネームで絶大な人気を誇っている一人の小説作家がいた。コウはライトノベルから一般小説まで幅広く手がけていて、中でも、一年半前に発表したデビュー作品は今もなお売れ続けて…

　いつも笑顔で人のいい少女・緑瀞亜樹は、その実一人の友人以外どうでもいいと思っていた。どうでもいいからこそ優しくあれる。その程度でのらりくらりと日々を過ごしていた亜樹。ある日友人…

大学で物理を教えている私は、いつも私の目の前で講義を聴いている女子学生（？）が気になっていた。しかし、その彼女の正体は……

友人かから聞かされた主人公。主人公が住む街には五不思議と言う学生ならではの噂が代々受け継がれていた。その噂は殆どが嘘だと思われていた。が、実は実際に起こりうる現象であった。その噂…

一念岩をも通すという言葉があります。 一念化生という仏語をご存知ですか？フランス語ではなくぶつ語です。 一念の向けようによっては餓鬼にも仏にもなる。 その執念で別のものに生…

春夏秋冬。晴れ、雨、くもり。季節と天気は移ろいゆく。それらを名前に冠した女性たちもまた、好きな人、好きな物のために歩き続ける。 誰もそれを止めることは出来ない。 都内で働くＯＬ…

いくつもの弾丸魔法が飛び交い、数秒前まではいた友すら消え去る共和国と帝国の終わりなき戦争。 戦いは優勢だった帝国が勝利するものだと誰もが疑わなかった。 そう、2年前までは。 共…

ごく普通の少年と同じく普通の少女が音楽を通じて出会い、人生の半分弱を共に過ごし、そして特別な関係になっていく話。 喜んで、怒って、ときに哀しんではいつも楽しんできた少年少女が、友…

　主人公のサナエは恋人のコウタと同棲をしていた。サナエは時々母の記憶にうなされていた。サナエの母は、サナエが中学三年生の時に事故で亡くなっている。そのことをコウタに気づかれないよ…

　雅子の愛称『メガトン』は、『メガネ豚』の略だ。メガネを掛けていない子供の頃は『白豚』と呼ばれていた。子豚さんのように可愛かったのだろう。 「ママさんのように美人で頭の良い子に生…

おじいさんがいつものように小惑星の掃除をしていると、針鼠が現れる。 別名義で筑波学生文芸賞に応募した作品です