「＃カクヨム短編 #純文学」を含む小説

彼は高校生にして、無類のコーヒー好きである。 彼は、定期的に突拍子もなく、上質なコーヒーが飲みたくなる時がある。 そんな彼が、偶然見つけた「珈琲店・ポーズ」という店で、コーヒーを…

今回、短歌・俳句共に連作部門があるということで、初めて「連作」としてまとめてみました。 元々ローカル句を詠むのが好きなので、従来の作品+新作を、「みちのくの四季」の情景としてスト…

【登場人物】 いろいろ 【ストーリー】 いろいろ せっかくなので、少し綺麗に整えました。 この作品はフィクションであり実在の人物団体等とは関係ありません

文化祭でバレエを披露することになった里美。パートナーはクラスでも目立たない線の細い恵人が踊ることになった。里見は地元の有名バレエ教室に通うバレリーナでクラスでも有名です。恵人は少…

カクヨムコン『令和の私小説』に応募作品です。 1800字と読みやすいです。

世の中の多くを知り尽くした。 あとは死だけ。 死だけが望みだった。 いざ死を目前にした時、 初めてまだ生きてみたくなった。

【第3回角川武蔵野文学賞落選作品】【カクヨムWeb小説短編賞2023落選作品】 　まだ出会って間もない彼と手を繋いだ。お互いを大切にしたい気持ちは嘘じゃないのに、いつもどこか自分…

17歳の「私」は3つの死と出会う。 自殺、老衰、戦争。 強い強い死の魅力に対し、「私」はある考えを生み出していく。 「私」が死なないための小説であり、その為だけに書いたもの。 …

―――『真実鏡』、この世で唯一真実を映す鏡。 誰も知らない、存在するかも分からない雑貨屋の鏡と或る男の話。

姉のことを忘れられない17歳の妹の話

　雨、匂い、人生。 　雨、雨、雨。 　雨で湿った匂いが好きだ。 　心に残る、そのモヤッとした気持ちを忘れずに。 　それが人生の宝物だから。

『みにくいアヒルの子』という童話をご存知だろうか。 仕事終わり、芸能界で活躍する高校生の葵は、めでたしめでたしの「その後」に自身を投影する。

私は激怒した。 魔王が生まれた。私の土地で── 魔王の誕生に怒りを抱いた「私」は異世界人の勇者を呼び、対抗することに。しかし、勇者の少女は「私」が人を殺す度に涙を流していた。 …

実際この話はこれで終わりなのですが、純文学なので問題は無いはず。 テーマをすごく意識して書いてみたので、そこを見ていただけると嬉しいです。 最初の阿呆みたいな難しい文には大した情…

年末年始。 十年ぶりに父方の実家に帰省した高三の樹（いつき）。 山を超え、丘を登り、たどり着いた祖母の家はどこか懐かしい日本家屋であった。 赤ん坊であったいとこ。記憶にないいとこ…

【カクヨムWeb小説短編賞2021落選作品】 あの頃、いつも図書室に溶け込んでいた森田くんと十年ぶりに再会する。 きっとまだ大人の女の人になりきれていない私を包み込んでくれる彼の…

変若水小夜(おちみず さよ)、19歳。 彼女は画家だけれど、そのキャンバスに描くのは…… ◆ 作者自身の体験により生まれた小説です。ほんの少し前まで、自分のすぐ傍で輝いていた…

遠く離れていても変わらない想い。 『好き──』 カクヨム甲子園ショートストーリー部門にて、奨励賞をいただきました。