「鳥 純文学」を含む小説

どこまでも、まよいみちさんのランダム三つのお題から作成した短編小説です。 すべてフィクションです。 小説を書く行為は、数年のブランクがあり、リハビリ中です。 一話ずつで完結です。…

四方を壁で囲っただけの、野ざらしの家の中に、生まれてからずっと住んでいる僕。 食料は、巨大な鳥が毎日運んできてくれた。 なに不自由ない生活に思われた僕だったが、ある日、この単…

ある日、大臣はお屋敷に旅の魔法使いを泊めてあげることにしました。 お礼に『何にでも姿を変えれる薬』をもらったので、大臣は王さまと使ってみることにしたのですが…

事故によって片脚を失ったアイドルの、夢と苦悩を描いた物語。

冬を目がけて渡ってくる鳥のようだと思った。 お題：月と酒とオジサン

出版社に務める遥は才能に溢れる作家を探していた。そんな時、遥は出版社のネット投稿で一人の作家に目をつける。作家の名前は蒼井　切(あおい　せつ)、遥は切に会う為に車を飛ばす。だが彼…

東尋坊にやってきた僕に声をかけてきたのは流暢な関西弁を話す、真っ白な鳥でした。

主人公、山路美知留は埼玉県の坂戸で、水商売で生計を立てる母親に放置されて育った。母親のせいで友達にいじめられ、なんとか自分を幸せにしてくれる青い鳥を見つけようと、銀座の高級クラブ…

鳥も群れれば戦うだろう。 兄は死んだ。 いったい何が兄を殺したのか。 私か、彼らか、兄自身なのか。

【ああ、あれが勝手に死にさえしなければ、わたしはあの汚い鳩のことをずっと白鳥だと思って、崇高な生き物だと思っていけたのになあ。振り返った先にはまだ鉄の塊がある。】 通学路で見かけ…

　ある土曜日の朝。私はパソコンを前に頬杖をついていた。活き活きしたキャラが浮かんだので、そのキャラを主人公にした物語を書こうとした。だが思いついた場面を箇条書きで数行書いたら、そ…

「あんた、見えないのか？」 男が言った。 いつもの昼下がりだった。 ※こちらの作品は「小説家になろう」及び「アルファポリス」にも掲載しています。

四国の森にヤイロチョウという鳥を見にきた女性の「私」と、同性カップルの彼女。美しい鳥を目当てに、深い森の中をガイドといっしょに歩きまわり……。 旅のひとコマにも一瞬、流れてしまう…

「私も覚えてないけど、私は覚えてるよ。卑怯だと思う。あなたが覚えてるのに、覚えてないのが」 『私』によって語られる、昔の手紙からひよこの脚が転がり出てくること、思い出してしまう…

2016年に書いた小説なので、登場する固有名詞に一部古いものがあります。掲載理由としては、HDの中で眠らせておくのは可哀そうかなと思い、ならばインターネットの海に放流しようかと思…

同題異話SR－Oct.－『愁いを知らぬ鳥のうた』参加作に、続きを書きました。 2019年10月11日に完結済みの『白百合の病』 その間奏曲と前奏曲と譚詩曲。

鳥に憧れる人、疎ましく思う人、自分を重ねる人。別にいなくても困るけど、いないとちょっと寂しいかもしれない。 鳥と私にまつわるエトセトラを描いた短編です。

　中学生になり、変わっていく環境になじめないでいる瑞葉は、学校にも家にも居場所を見つけられないでいる。 　そんな時に入った、小学生の頃仲の良かった友達が行方不明になったという知ら…

　季節外れの投稿ですが、昨今の新型コロナ事情を鑑み……。 　もう10年近く前（正確に覚えてない…）のことになりますが、なんとも〝ヴァンパイア〟と縁のある（※詳細は本文を）原因不…