「電波 短編」を含む小説

マッチングアプリで会った彼女は人間じゃないらしい。 電波な人だと思いつつだんだんと惹かれていくが、、

電波を拝借して『ラジオ体操』なるテレビ番組を見た。 骨を芯に据えた棒きれのような身体はとても動きづらそうだが、天性を活用する道筋を見出す能力は、やはりどの生物にも備え付けられた…

北海道の漁村に引っ越した「私」は、海にせり出す半島の上に、地図に無い電波塔を見た……。

　天魔とは魔なる神。人知を超えた存在。 　人は火薬と電波、叡智を振り絞ってそれに対抗する。 　新聞配達人ライトが生まれたのは、そんな時代だった。

　主人公の少女は、高い山々に囲まれた、ただただ広い何もない場所に倒れていた。 　目を覚ますと青年が、「熱中症になるといけない」と水筒を差し出してくれ、おにぎりも食べさせてくれた。…

　宮部叶人（みやべかなと）は、ある日突然に宇宙人は存在すると確信を持つ。しかし、それが理由でクラスメイトから仲間外れにされる。みんなに認めてもらえるように、確信が正しいと証明する…

突如として東京都墨田区押上1丁目1-2に生えたブロッコリーは、急速に成長した。少し目を離した途端に、あれよあれよと三倍にも膨れ上がっている。また膨れ、また育ち、また巨大となり。墨…

彩太郎を強制的に『お友達』として見定めた電波娘・サマ子。 勝手に部屋に住み着いた彼女に辟易しつつも警戒していた彩太郎だったが、ある日彼女が持ち出した何でも知ることができる謎のアイ…

――今日もまた、神秘と幻想が死んでゆく。 日常の風景に霞むファンタジー。そんな幻想を描きつつ、どこまでも現実を知らしめる夏にぴったりな風情の純文学の短編です。

無線が趣味な高二の大空。平成と令和の変わり目であるGWに、奇妙な非常通信をキャッチした。それは、宇宙人が「実験場」としている地球を廃棄するというもので——。 気になる彼女と、地球…

「博士、私は本当に嬉しいです。博士のもとで助手をして十数年、こんなに充実した日々はありませんでした」寂れた研究室。助手は涙ながらに博士の手を強く握った。「なにを言うか。お礼を言う…

【KAC2022第３回「第六感」】

都心から離れて快適な一人暮らしをしていたはずのＭさんは、友人との通話中に起きた電波障害をきっかけに、次第に衰弱していく。 なぜＭさんの身に不幸が降りかかったのか。 そんなお話。

21××年。 科学技術の発達で、人間の脳と身体さえもWi-Fiで繋ぐ超ネット社会。 絶え間なく働くコンピューターを休ませるため、ネットワークを一時的に切断するのが大晦日の恒例行事…

高校生 未成年ながら夜の公園で飲酒

電波塔、道化師、そして彼女。それが僕の全て。僕の中にある、記憶。それ以外があるのなら、是非とも教えてほしい。そうしないと、僕はまた、罪を重ねてしまうから。 ※C99で頒布予定の新…

22世紀初頭、あらゆるモバイル機器が発する電波が人体に有害であるという研究結果が発表される。 J国における政府の対応はー やや笑いのある風刺系の短編小説です。

駅のホームに降りる。 既に用意は周到、あとは飛ぶだけ。 自分が消えたら、周りはどう思うだろう。

面白い企画だと思いまして参加致しました。 このタイトルを選んだ理由は、ある意味、そうもとれるかもしれぬ！(ﾋﾞﾋﾞｯ!! 電波が来ました。 書いてて思ったのですが、電波だったのは…

2018年に書きました。かつて存在した、メル・アイヴィーコンテストに応募したものです。 完結しています。 あらすじ 地球とは異なる星、マーベルに住んでいた、一人の少女メル・アイ…