「銀世界」を含む小説

あらすじ がおおおおお！あたしは狐のコンちゃん！今日は虎さんの毛皮を着てケモケモランドのみんなを驚かせるんだ！ 虎の衣（・）を借る狐とはそう、あ・た・し！ おや？あそこにいるのは…

迫害を受けて一人ぼっちの魔女は、意思を持つ火を産みました。 魔女は火と協力して、果てなく広がる銀世界からの脱出を試みます。 世界にどれだけの人間がいても、魔女にとっては、火だけが…

Tw300字ssの過去のお題「雪」を使用させていただきました。

辺りは一面の銀世界。 悴んでも、息苦しくても、白霧に付き纏われようとも、ここが僕らの故郷。

どこかのとあるケーキ屋さんで起こる、クリスマスイヴのちょっとした話。

十代の頃、死ぬことばかり考えていた。嫌な事、腹が立つこと、すべて、周りの人間のせいにしていた。自分の周りには、悪しかに見えていたのかもしれない。今みたいに、スマホがないから、自殺…

　ある日の朝、マッチンローリーの街は雪で銀世界になっていました。その雪を見て街の子供たちは大はしゃぎ。ですが、街で一人だけ全く喜ばない子がいました。ヒィンクスというお婆さんと一緒…

正月に九州の実家へ帰省した翔太。 滅多に雪がつもらない街は大雪で、美しい銀世界へと変貌していく。 久しぶりに会う両親は、年々年をとっていき、血のつながらない妹は、仕事で家を留守…

　氷河期が到来した未来。ニシキは〈虚構体〉と呼ばれるホログラム製AIの残存機であるとともに、「とあるジャンル」の音楽しか歌えない仕様のバーチャルアイドルだった。人類が各地のシェル…

辺り一面銀世界の中、誰もいない空き地に立つ1人の少年。少年には約束があった。 遠い昔、引っ越してしまった大好きな幼なじみの少女。彼女としたゆびきりの約束を守るため、少年は待ってい…

短編です。 吹雪が止まない極寒の銀世界を、シオンは手紙を握り締めて歩いていく。そこで、一人の少年と出会う。やがて二人は手をとりあって歩き出す。終末の果てを目指して──。

絶望をありがとう。奈落の下より下はない。ケージと呼ばれた少女は思う。生きている意味がなくとも、死にたくはない、と。人口の半分以上が死に絶えた近未来。徒党を組む連中の下で生きる奴隷…

吹雪の中を彷徨う男。真っ白な銀世界の中で、不思議な出会いを果たす。 ※小説家になろう、アルファポリスでも投稿しています。

飼っていた猫が死んだ。 それは灰色に染まった十二月のことだった。 愛猫を亡くし、体調を崩して寝込む『僕』 そこへ親友の清水涼太郎が見舞いに訪れた―― これは夏のひと時へ続く、少…

　春には桜が咲き乱れ。夏には雲が立ち上り。秋には山が色付き。冬には白い銀世界が広がる。 　そんな四季折々の美しさを持つ極東の島国・季和（ときわ）。 　 　しかし、国の安寧を祈る桜…