「聖書 ファンタジー」を含む小説

Thou shalt not flog the dog.――って、十一戒？ 魔女の誘惑をはねのけたと思ったら、教会がにわかに騒がしくなる。 今度はクリスの古巣・ボストン司教区、…

これは短編小説です。 　※　※　※　 ――主なる神は土のちりで人を造り、命の息をその鼻に吹きいれられた。そこで人は生きた者となった。 （旧約聖書　創世記　第二章第七節） 一…

旧約聖書創世記「ノアの箱舟」において、大洪水の末、人類は一度陸を失う。 神の慈悲とノアの助力があり、結果として人類は再び陸を手にすることができた。 でも、もし神に慈悲が無かった…

前回、悪魔祓いに横入りし胸に杭を打たれるも、クリスの血をもらって回復した吸血鬼〈年寄（オールド）・ニック〉。その彼がまた訪ねてきて言うことには、 「あなたの血を狙う輩が現れる」―…

　冬将軍〈ジャック・フロスト〉は、実に勤勉なる博愛主義者に違いない。 　セント・ジェイムズやメリルボンといった、大英帝国が誇る偉大なるヴィクトリア女王陛下のお膝元のみならず、ロン…

ワケあって人狼の子と一緒に教会に暮らす若き美貌の聖職者、クリス・マクファーソン神父のもとにある日訪ねてきたのは、“魂の救済”を求める風変わりな年寄りの吸血鬼で…… アメリカ中西…

この国の国語はひどすぎる。 日本語がカオス化進化を遂げたため、日本という国は真の国際化を果たせなかった。 神は憂えた。こんなつもりではなかった。 「日本人だけ国語やり直し！」 そ…

ガリラヤ湖畔に住む盲目の漁師シモンは、ある日、ナザレ村出身の預言者と出会うが･･･

この現実世界で死に、何も感じなくなった主人公。 これが『死後の無』かと思ったが、 実は視覚と聴覚がなくなっただけだった。 主人公は残った触覚を通して、 自分を世話する少女の存在に…

『ダビデに恋して』 知っている方も知らない方もぜひ、遊びに来て下さい！ ホラー、ミステリー、恋愛、SF、ファンタジー要素満載の聖書。 ノア、モーセ、アブラハム、そしてイエス•…

戒めの言葉、格言、ことわざ。教訓、ソロモンの知恵。 箴言を分かりやすく、いやナナメ上から目線で、違う、 能書きを垂れるように、紹介します。 聖句をお題にするっていう、マイナー作…

「剣と聖書と血とインク、それに針と糸。それが私たちの青春でした」 メアリー＝デミュエルは元気いっぱいでちょっと頑固な、１４歳の女の子。 ちょっと皆に疎まれて、切り刻まれたりも…

僕の思考に浮かぶとめどない宇宙、神の存在を 思うがままに書き綴ってゆきたいと思います。 この世界は何故、存在しているのでしょう、 旧約聖書、新約聖書、 僕は、第三の聖書をつたない…

二十の遺物、七つの大罪、二人の人格、一人の黒幕。 死神はただ鎌を振るうのみ。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　…

画家だった祖父の足跡を探して訪れた修道院にて、私はひとつのメッセージを受けとった。 それはまるで、遠く時間を隔てて、祖父から届いたもののように思われた。

本作は、カクヨム様にて連載中の「気づいたら異世界にいた。転移したのか、転生したのかはわからない。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者。」の、２０００…

神はかつて天界・下界・魔界の3つにこの世を分けた。この世界はあまりにも残酷で理不尽なのである。 何が正しいのか、何が善か、真実は最初から用意されている。 誰も本当の真実など見よう…

極貧の限界集落。ナザレ村。 そこの底辺労働者が神に選ばれた。 ナザレのイエスと呼ばれる男。大工（テクトーン）だ。 それはローマでは最底辺の労働者を意味している言葉。 しかも、３０…

炎を操る魔術師・・・天常照ノ（あまつてるの）とツンデレにして神罰の地上代行者クリスティナ＝アン＝カイザーガットマンの巻き込まれるファンタジー騒動。