「戦争 終末」を含む小説

時は23世紀、世界は考えに相容れぬ者たちで溢れていた。ユニオンと呼ばれる連合組織による世界統治が行われる中でオクトルールが一方的に施行され、従わない国々は敵と見なされ、都市に対…

「――つまり、あなたは世界が滅ぶと？」 「端的にいうと、そう」 ＊＊＊ 　イルフォール学園高等部一年のアイは、女好きと有名なおちゃらけムードメーカーであり、初恋に悩む親友の面…

終わってしまった世界で、ねこと生きる。 宇宙戦争も難しい用語も外来種侵略も陰謀もなにもない。 ただ今日も天気がいいから、ねこと散歩するだけのお話。

終末戦争による魔導文明の崩壊から百年。 人々は魔力汚染や暴走するゴーレムという戦争の爪痕に怯えながらも、文明の残骸から必要な物資を集め、自らの肉体を魔力汚染に耐えうるゴーレムに移…

国民に寄り添えないことを憂い、頭を抱えた防衛省の一部が別班とは違う形で非合法かつ超法規的で秘密裏に設立した情報機関「防衛省特務情報部」。そこには厄介者・邪魔扱いの陸海空自衛官や委…

静かにたたずむ猫がいた

　この世界は長年の戦争により地上の殆どが廃墟と荒れ地となった。しかし、ある時戦争の主戦力だった、魔導兵器が反旗を翻した。この機械の反逆により、人間の殆どが死んだ。また、魔道兵器破…

　文字通りの終末世界。愛機の工業用重機に乗り、鉄屑漁りに精を出していたサイボーグ少女は偶然の出会いを果たす。大破した軍用機、それに乗った女兵士。少女は彼女を前戦基地まで送ることを…

　20××年、文明は核戦争で滅びた。 　略奪や奪い合いで、多くの人間たちが死にゆく中、５０年の月日が経つ。 そこでは数少ない生き残った人類たちが各地に散らばり、自由に暮らし始め…

【あらすじ】 神界に住まう神々は退屈し、娯楽に飢えていた。 そこで始まったのがダーツで人間への天罰を決めるという企画。しかもこれは千年に一度の天罰ルーレット。大当たりは終末戦争(…

　この物語は、ある一人の少女が世界に抗い…戦い抜いた一つの歴史。 　歴史とは、偶然の産物に過ぎない。だが、忘れ去られればその歴史は存在しないことになる。 　世界に抗った少女が何…

ーほんの小さな戦いの火種は次第に大きくなり、いつかは灰すら燃やし尽くす。 現代より少し先の未来にて、とある小さな戦いの果てに世界が崩壊を迎えた。 多数の死者の嘆き、怒号、そし…

二十四世紀末。 世界は崩壊した。 二十一世紀の粉割れ、核が投下された戦争により世界は疲弊し、破壊され見る影もなくなった。 そんな世界で、「戦争の負の遺産」と揶揄され、「アフターチ…

人類種の天敵、<N-ELHH>の侵攻によりあらゆる事物、あらゆる価値が壊れたポスト・アポカリプス。 特殊パワードスーツ<Ex-MUEB>をその身に纏い定められた終末に抗う者たち。…

「私」は、密室のベッドに横たわる。 部屋にあるのは、天井、壁、ドア、己の載るベッド、棚、棚の中のラヂオと古時計。 ラヂオからは、私が離脱した戦争の戦況が流れてくる。 時計の…

　終末戦争後荒廃した世界で旧世界の遺跡調査をしていた主人公『レン』は、妖艶で人間のような仕草をするアンドロイド『ウルド』と出会う。月の研究所のサーバーから逃げて来たという彼女は感…

「戦争は何も生まない」 ならばどれだけ良かったことか。 気ままに贈る、終末百合/少女受難の旅路。

フラミンゴス教会が統治する世界に突如として「終わりの日」が告げられた。 人間の世界は終わり、その次に世界を支配するとされたものは、何と「カカシ」――！？ 新しい世界となり、災いが…