日記 20xw年8月15日〜

夜霧透

日記 西暦20xw年〜

  世界大戦の勃発を予想し、日記を記す

西暦20xw年 8月15日

  今日は、私の祖国にとってはとても重要な日で

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と知り合いの研究者が言っていた、もしかしたら、今月に大戦がはじまるかもしれない。

西暦20xx年 3月7日

 僕の予想通りだった、やはり北方の独裁国がウランを求め、非武装地域に進駐した。だが、目的はそちらではないだろう。自国のウランの保護が目的だ。合衆国が行っている、ダイソン作戦を止める為の戦争の口実作りだろう。ダイソン作戦が成功すると合衆国が世界の覇者となり、それは揺るがないものになるだろう、どれだけの被害を出しても、止めなければならない。十中八九、火星の地下にコロニーを作り、そこに文明再発展に必要なものは保管しているだろう。

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西暦20xx年 9月1日

 この国は二度目の大戦の敗北国を参考にしているのだろうか、メディアへのサイバー攻撃含む十数の理由で隣国へと侵攻、しかし、西方連合は手を出すことができない、核を恐れているからだ。

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西暦20xx年 9月17日

 東の王者が北方の独裁国の作戦に便乗した、隣国は落ちるのも時間の問題だろう。

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西暦20xy年 5月10日深夜

 今日の分の日記はすでに記したが、緊急で執筆させてもらう。北方の独裁国は合衆国をミサイルで攻撃した、同時に南の大陸に侵攻し、ウランの生産国を攻め落とし、また、諜報機関の情報から、各国の核兵器秘匿保管施設をミサイルで破壊と同時に原発を破壊し、芸術の国は壊滅した、首都には攻撃が加えられていなかったために、その美しい街並みは残っている、核汚染のなかで

西暦20xy年 5月11日未明

 合衆国は北方の独裁国への大規模核攻撃を開始した、北方の独裁国でもICBMの使用が確認された。それと同時に、世界各国で3つ巴の核の撃ち合いに発展した。私の祖国は滅びてしまうだろう。

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西暦20xy年 5月15日

 残ったのは、合衆国、独裁国、東の王者の三国だけだ。各国、対消滅兵器により、大量の核兵器を宇宙で迎撃したため、角の嵐の夜に耐えれたのであろう。また、独裁国が大量のウランを保有していたが、東の王国と合衆国の合同作戦より、ウランの大規模生産地が対消滅兵器により消滅、しかし、この惑星に与えたダメージは大きく、地震や津波が止まらなくなった。これでは戦争どころではないだろう。

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西暦20xy年 9月21日

 地震がここ一週間確認されていない。そろそろ、各国動き出すだろう。

西暦20xy年 9月22日

 独裁国が諜報機関の情報を元にダイソン球の部品の全てを破壊、そして、ダンソン球を積んだ衛星を合衆国へ落とした。それに怒った合衆国は諜報情報を元に火星のコロニーを破壊、独裁国と東の王国上に超小規模恒星を展開、それと同時に東の王国も合衆国と独裁国の上に、超小規模恒星を展開、それらが他に落ちた時に世界は終焉を迎えるだろう。

西暦20xy年 9月23日

 合衆国は僕を含む知識人と要人、合わせて1000人の恒星系外惑星への避難を実行した。ダイソン球の発明により、合衆国だけは、超小規模恒星程度ならば通過できるのだ。もしこの惑星ほしで生き延びた人々が新しく文明を築いた時、この日記が見つけられることを願い、故郷の島国の唯一残った都市たる淡路に残す。




注意

 =は中略です。


 

 


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