「刑事 病院」を含む小説

注意！この作品は、第45回横溝正史ミステリー&ホラー大賞応募作品です。応募規定により、あらすじには結末まで記載されております。ダイナミックな内容をそのままお楽しみいただきたい方は…

　夕暮れの新宿歌舞伎町の路上で若いホストが急死する。現場にいた通行人は彼の身体に大量のムカデが這い回るのを見た。あまりにショッキングな状況に死因が報道されることはなかったが、ホス…

吉幸商店街で引ったくり事件が起こった。被害者は鳥居病院院長夫人である鳥居明美。彼女は、引ったくり犯を追いかけている最中、心臓発作を起こし死亡してしまう。警察は、今回の件を引ったく…

【「第45回横溝正史ミステリ＆ホラー大賞」応募作品】 二十五歳の小山内一郎は、半ば追い出される形で会社を辞めることになった。 心身ともに疲れ果てた彼の為に、仲間たちが計画してく…

整形外科医南埜正五郎の、労災（パワーハラスメント）に基づく休業補償請求をなしたところ、不支給決定、棄却裁決と続き（裁決では、パワハラは全くなかったとの病院提出の資料を重視し（とい…

　新井美里は高校生のとき、父親から在日韓国人であることを告げられた。母親は日本人なのでハーフということになる。迷わず日本国籍を選択した美里だったが、それからは自らの素性を隠す日々…

婚約者拓人の裏切りを知った直後に交通事故にあった沙良。病院で目覚めるとあの事故から一年経っているという。沙良はその一年前の事故で記憶喪失になっていたというのだ。 そしてこの一年の…

【あらすじ】 　四〇歳を迎えた刑事の石平彰は六年前から師走にほんの数日間しか働いていない。割り当てられる事件で病院送りにされる事態が続いているからだ。それでも一度現場に立てば、ど…

「狭山じしんも被害者だと思っているのかもしれません」 「被害者？まさか狭山が・・・」 「父親が不始末を起して自殺した。じぶんの才能を伸ばして豊かな人生が待っていると思っていたのが…

　主人公鈴村は、別れた妻に娘を奪われ、仕事も失い、生きる意味を見いだせなくなっていた。ある日、ウエブサイトを巡っていると集団自殺の募集を見付ける。応募すると、すぐに返事が返ってき…

一ノ瀬和也は病院に勤務する薬剤師。 職場恋愛で、彼女の看護師の二宮唯とは結婚間近である。 いつものように唯の夜勤前に仕事をサボって屋上で落ちあう約束をしていたが、その日屋上にあが…

藤田は普段から上司の叱責に耐えながら、定時から業務を開始する典型的な社畜だった。ところが、労基から休めと言われて休んだところ入院する羽目になる。頭がおかしくなった藤田は不審者ムー…

「この程度のアリバイ工作で警察を騙せると思った木下社長も、大甘だね」 傍らに座る可不可に言うともなく言うと、 「しょせん欲に駆られて、じぶんに都合よく考えた殺人計画など、砂上の・…

Ｋ警察署刑事課に、「苦しんでいる人がいる、毒かもしれない」ということで、通報があった。命には別状はなかったが、数日入院することになり、本人は記憶を失ってしまう。さらに別件として、…

今年から刑事課に赴任になった高杉刑事は、死体を発見した時、いくつかの混合した臭いで気を失い、以前ハチに刺された時に世話になったＫ大学病院に入院し、伊藤医師より精密検査を受けた。そ…

散歩に出かけた元警察官の男性が、城内公園で一人の女性がベンチに座ると、クスリを呑んだそのあと、苦しんで病院に運ばれた。命に別状はないが、記憶喪失になっているようで、その女性を探し…

あるおもちゃ工場の社長が、ナイフで刺されて殺された、目撃者である一人の女性が急に意識を失い。大学病院に担ぎ込まれたが、その病院では川越博士が治療にあたり、彼女が記憶喪失であると、…

先祖代々続く大病院・二階堂総合病院。 その院長の孫娘・美月と葉月は、執事やメイドがいる大きな屋敷で暮らしている全く似ていない双子の姉妹。 姉の美月は母に似て誰が見ても美しい容姿…

　病院のベッドで目を覚ますと記憶がない。自分が誰だかわからない。しかもベッドに拘束されている。首、手首、足首、腹周りを押さえられ……。やがて現れた刑事は、キミは殺人犯だ、と告げる…

捨てる神あれば拾う神あり 付き合って半年で彼女に振られた真﨑尋人だが、新たに出会った女性はすでに死んでいた。 しかもその殺害犯に仕立て上げられそうになり、必死に弁明しようとする…