「伝奇 刀」を含む小説

あらすじ： 異世界「天ツ国」。 突如現れた魔神と呼ばれる異形の者たちの手によって、世界は滅びつつあった。 巫女姫と呼ばれる託宣を授かった少女によって選ばれた戦士「イクサビト」たち…

＜読み切りファンタジー小説＞ あの日からリナは妖刀空切と行動を共にしていた。空切は人の魂を喰らう。それがより強い者の魂であればあるほど、得られる量も多い。だが刀を抜けば空切が姿を…

現代でも剣士として生きる諱隼人は、《皿》を数日間預かる依頼を受ける。それは簡単な依頼であったが《皿》目的に刺客が放たれる……。 本文は、9002文字です。 柴田恭太朗様が企画…

幕末。肺病を病み異形の剣を振るう剣客、志度光悦（しどこうえつ）は、とある妓楼で「藤」という名の少女と出会う。彼女は光悦に言うのだった。「お侍様。この廓の一番の花魁に鬼が憑いており…

　芦屋堂馬は剣術と温州みかんをこよなく愛好する以外は量産型の男子高校生。ある秋の晩に刀を持った頭のネジの緩そうな少女に襲われ、返り討ちにする。 　図らずも手に入れた刀を持った時、…

～あらすじ～ 　　目つきの悪さが印象的な少年・大槻勢十郎(おおつきせいじゅうろう)は、高校一年の春休みに祖父・八兵衛の遺産である『大花楼』を相続した。 　ところが、新生活を夢見…

医師・佐伯公恵は仕事帰りに、負傷した女性と遭遇する。袈裟斬りに斬られており、そこに、太刀を手にした青年が現れる。見目麗しい姿をした美しい青年だった。青年は公恵と女性に向けて刃を向…

いつの時代にも、魔に心をそそのかされる人間は後を絶たない。 そんな心の闇に巣くう魔物どもを斬って捨てる者が 魔斬りの乱時郎こと九頭龍乱時郎。 手にするは七龍刀、斬るは情けか哀れみ…

元禄の頃の尾張、柳生家の次代当主である柳生厳延（としのぶ）は、正月の稽古始に登城した折り、見るからに只者ではない老人とすれ違う。いかにも剣の達人らしき様子に、丸に三つ柏の家紋を入…

古の時代から、幽霊でも妖怪でもない“それ”がこの世には存在している。 名前のない“それ”は知る者はごく僅かでありながら、人間に危害を加えたり、時に死に至らしめる危険な存在。 そん…

　主人公「亜月日々」＜アツキ　ヒビ＞はどこにでもいる平凡な男子高校生だった。 　待ちに待った夏休み初日に見たこともない怪物から女の子を助けたことで、彼の運命は大きく変わってしま…

　警察で将来を嘱望されていた元機動隊のエリート、切畠正義は、自殺しようとした引き篭りの青年を助けようとして事故に巻き込まれた。 　彼は妖精に迎えられて見知らぬ異世界で目を覚ます。…

　その夜。《火炎》の名を有する村は、数多の妖によって襲われた。そんな中、椿は兄を失い《揺り籠刀》である《妖斬妃》を手に入れた。妖斬妃に体を貸し与えることで村を蹂躙する妖たちを一掃…

文久二年十二月、深川で凄惨な一家惨殺事件が発生し、江戸の町はこの恐るべき殺人鬼に騒然となった。 下手人が捕らえられぬまま年は明け、文久三年一月、用心棒を稼業とする浪人、犬廻兵悟は…

短編です。

列車内で繰り広げられる、奇妙な戦い—— 刀がお題でした。 ワンドロ(ワンライ)企画で書いたよ

現代伝奇活劇っぽいものを書きたかったので書きました。 ワンドロ企画で書いたよ

高二の春、【十夜】は路地裏に迷い込みとある喫茶店に偶然足を踏み入れる。しかしその店は喫茶店とは見た目ばかりで、人に仇成す「妖」を祓う者達の住処だった。【八花】【緋天】【朧】。 こ…

あやかし、モノノケ、妖怪、幽霊。取り憑かれるなら何でもござれ。 兄と妹が、名も姿形も取っ替えて、あやかし蔓延る八百八町を妖刀片手に鬼退治。 近世じゃぱん風ライト時代劇ファンタジー…

　遺した無念に呪縛され、現世に黄泉返った戦士の怨霊〝イクサ〟。 　その一柱である男、〝テン〟。 　現世に目覚めた彼には記憶がなく、ただ、両の手にひと振りずつの刃を携えること……す…