「中華 古代」を含む小説

天界、南峰清雲（ナンフォンセイウン）に属する南浩宇（ナン・ハオユー）は現宗主、南燗流（ナン・カンルー）の実子で次期宗主として任命された。その知らせを聞いた他の流派の人たちが南峰清…

第六回こむら川小説大賞に寄せて書きました。これが俺の逆境小説です。よろしくお願いします。 ファンアート、朗読など好きに使っていただいて構いません。 ＊＊＊ 弟の謀叛によ…

　昔、古代中国に五人の仙人がいた。 　五人の仙人は戦に明け暮れる大地を嘆き、戦さに巻き込まれ困窮した人々を集め、新たな国を築き上げることにした。 　仙人を束ねる天帝はこれを許可し…

合議制で新王を決める鼠の国、鼠国。その王を決める会合からすべては始まった――。 ※こちらは「他人のプロットを参考に作品を書こう」という趣旨のTwitter自主企画「第1回プロッ…

長年の同性の恋人との別れののち、四十歳の原田正人はあとは余生とポジティブな厭世家として社史編纂室に勤めていたはずなのに。車にはねられて、気がついたら「泉北郡王の夫人、趙小瑶」とい…

下校途中に寄った公園で、珍しいトカゲを追いかけた凛（１３）は、異世界に引き込まれた。 転移した先は、落城直後の城の中。そして侵略してきた連中は、この国の皇子を探しているという。（…

龍河国建国の際、大量の呪術師が投入された。その中でも最恐とされたのが奏翼。しかし、彼は大戦が終わると同時に姿を消してしまった―― 時は流れ、龍河国に謎のキョンシーが現われる。一体…

　古代中華風の別世界。雨上がりのとある街にて、夜が明けきらぬ時分から、茶屋の女主人の自宅より出火。鎮火はなったものの、焼け跡を調べると男女二人の遺体が見付かった。女は首を吊り、男…

　先日（2022年4月21日）、白川紺子さんの『後宮の烏』第７巻が発売されました。これで『後宮の烏』は完結となります。『後宮の烏』は中華ファンタジー小説としてベストセラーですが、…

↓以下の項目に一つでも当てはまる方には特におすすめです。 ・おねショタが好きな方 ・不老不死美ショタエルフが好きな方 ・悪役の美少年が好きな方 ・圧倒的な暴力が好きな方 ・（物理…

十二年に一回開かれる、天下一を決める武術大会「龍虎比武杯」。 一か月後に迫った大会に向けて、道士の韓凌白は仲間とともに、長らく仮死状態だった前回大会の覇者・岳伯都を目覚めさせる…

最恐(さいきょう)は同じ呼び方でも恐れられる側ではなく恐がる側である。 恐がりな大学生8年目の25歳紗々は現代の7月7日、 台風のような嵐と共にお風呂から霊力を使って仙術が使える…

とある昔、仙人に助けられた人間の子供が仙人の元で修行しながら、天仙を夢見る。果たして、無事、天仙になる事が出来るだろうか…！ お調子ものの弟子×辛口師匠 中華ファンタジー！…

中国歴代王朝の歴史は一面に於いて、北辺蛮族との戦いの歴史である。 景帝十三年、漢土を侵した蛮族を征伐に向かった漢人の軍は敗れ、敵地に孤立した城市に籠城を余儀なくされた。 都の廷臣…

劉縯は帝都・長安で、漢帝国が重臣・王莽によって簒奪されたことを知った。 憤る劉縯は、王莽の打倒を誓い、次弟・劉仲と共に十年以上にわたる雌伏の時を過ごし、ついに蜂起をはかる――！ …

　【螢惑守心の煌仙子《けいこくしゅしんのスプリガン》】 　十七年前、国に忠誠を誓い、命を懸けて護国のために戦ってきた常勝軍が、一夜にして壊滅した。 　戦場はあまりに悲惨で、何かに…

呆然と僕を見つめる『天斗（そらと）』。 胸を貫いた、冷たいものの感触。 それが最期におぼえていたもの。 そして、突然思い出した記憶だった。 古代中国に似た異世界。 真冬の池に突…

★平安時代 × 明治大正ロマン × 古代から中世の中華文化 × ファンタジー★ 　主人公は先祖代々皇帝家に仕えてきた〈影〉の存在、杏守《あんずのもり》家の娘、翼禮《よくれい》。 …

「戦うイケメン」中編コンテスト　中間選考突作品。 三〇〇年の栄華を極める古代王朝宗国皇帝の長子、紫遠(しおん)は何者かの陰謀により、不思議な鏡の力で違う時間軸へ飛ばされてしまう。…

若さゆえの勢いと過ちで中華街で和食の店を開くことになった俺。開店一週間前にも関わらず、メニューも決まらず、バイトも来ない。残る手立ては神頼み。中華街の守り神、関羽を祀る関帝廟に足…