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概要
龍を斃し、龍を食す。書の出来事が事実なら、まさに空想より奇なり。
若さゆえの勢いと過ちで中華街で和食の店を開くことになった俺。開店一週間前にも関わらず、メニューも決まらず、バイトも来ない。残る手立ては神頼み。中華街の守り神、関羽を祀る関帝廟に足を運んだが、突然復活した関羽によって何時の時代とも知れぬ中国の王城に飛ばされてしまった。そこで出会った龍殺しを生業とする少女から、俺は思いもよらぬ申し出を受けることになる。それは少女が斃した龍を料理してほしいという依頼だった……。
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