「三日月 ファンタジー」を含む小説

　ある日、たまたま入ったカフェで歌が聞こえてきた。BGMでなくて、生歌だ。 　気になって、また行ってみた。 　19才の迷う心と、カフェで聞こえてきた歌、なんとなく心を潤して心地…

　ある日、獅子堂ハジメは何の前触れもなく別世界へと足を踏み入れる。 　ただ見た目は自分が住んでいた街並みとほぼ同じだった。自分以外の人間が見当たらないことと、まるで誰も住まなく…

三日月宝珠と取り巻く人々と幽体達を愛してくれる人がいたら嬉しいです。 舞台は、不思議な桜が繋いだ縁【仮】の物語から三年後のお話 三日月宝珠が、記憶をなくしてから丸三年を向かえた…

　海洋に浮かぶ三日月形の大陸アルフール。この大陸に生きるさまざまな種族は、幾度となく異変や事件によってその命が危険に晒されようとも、剣で己が身を守り、魔法で未来を照らし、信仰で平…

ある朝、朝日が昇るころ、僕は自分の顎と格闘していた。 強烈な痛さで、突然顎が外れた。 痛さを堪え、掌底を自分の顎に食らわせると顎はずれて入り、三日月型の顔が出来上がっていた。 …

書籍１巻発売中！ コミカライズ、『三日月の爪』サイドを描く外伝漫画がマガポケにて配信中！ 初級職【アイテム師】として『三日月の爪』に所属していたガイウスは「Ｓ級にあがったパー…

時は１９世紀末。鳴治の時世。 鎖国をせず、英国との貿易が盛んだった日ノ本は、江戸を中心に蒸気大国としての地位を確立していた。 しかし、1868年。×月×日。世界同時多発的に発生…

【不定期更新】 魔法が禁忌とされる世界。 自警団の長を務める村長の息子アコードの村は、コボルトの襲撃を受けてしまう。 圧倒的に不利な状況下の中、幼馴染と共にコボルトの襲撃をどうに…

　はるか古来より、人のあずかり知らない闇の中で怪異は蠢く。 　現代でもそれは例外でもなく、人々をそれは襲い、喰らっていた。しかし、そんな怪物たちと渡り合うものがこの時代にも存在す…

Twitter上で参加させていただいた三日月図書館さんの１２月企画で公開したものを加筆修正しました。 「俺が出会った魔法使いは望みをかなえてくれるのか？」 魔法使いの気まぐ…

十六夜姫を改定しました、ファンタジーラブコメです、妖しさん待機しています！ 三日月中に入ったばかりの中学一年少女、蒼井｜伊佐宵《いさよ》、自称幽霊。 ツンツンデレデレ性格が災い…

横浜観光スポットの一つ「港の見える丘公園」。そこにある老舗紅茶館をひとりで営む祖母の元へ転がり込んだなぎ。 セクハラ・パワハラで仕事を辞め、手伝う予定の紅茶館は既に閉店。祖母は急…

1人の女性と1人の少女が出会った数時間のお話。 ⚠pixiv、小説家になろうにも掲載しています

その世界には二つの国があった。太陽ノ国と月ノ国。 二国は長年領土を争い、その戦いはずるずると長引いていた。 月ノ国の王位継承者の少女、三日月姫は二人の幼馴染従者と共に、日々を楽…

今ではない時代、「天羽」と呼ばれる小さな島国があった。そこでは、神々にまつわる伝承と、「真幌月」と呼ばれる不思議な舟の存在が信じられていた。 これは、真幌月に唄と舞を捧げる「詠姫…

冴玖は現代に残る数少ない、古より神々が住まう高天原と＂ツナガル＂ことが出来る娘。ある日、少女は大巫女の刀、三日月宗近に高天原へと強制召喚させられる。強制召喚させられたその世界で見…

　科学が発展し、信じる者も少なくなった霊という存在。しかし、日常の裏側には悪霊と戦う陰陽師の姿があった。新米陰陽師の盾宮優花《たてみやゆうか》は初任務の際、悪霊に追い詰められ殺さ…