『魔法』というファンタジーにはほぼ必須とも言える概念が一般の人々には皆無に等しい世界。そんな見慣れない力を扱える少女との出逢い。そして使ったことのない力を使えてしまった主人公君の運命力の高さは目を見張るものがありますねぇ! 間違いない(確信)
そんな少女との出逢いは初実戦中とわりと唐突で、さらに魔法の力が込められたショートソードもその最中に渡されるという。正式な授与は後日ですが()
初実戦の後、目的とやらで村を唐突に去ったヒロインではありますが、主人公君の内心に籠っていた思いが形となり、そこからの決心と謎と未だ理解に及ばない恋心のような感情が彼の運命力に加速をかける……⁉︎
近代のファンタジーとしては珍しい純ファンタジー物。読みやすい一人称視点でありながら三人称のような読み心地。ぜひとも一読を推奨します。
……恋心が微妙に分からないのは唯一の救いか。あの二人の関係を知ってしまった際の主人公君の反応が個人的には気になるところ。怖や怖や(ゲス顔)