「ライトノベル文芸」を含む小説

「……ソウヤ、覚えとけよ……このバカ、変態、粗○ン、くそくそくそ童貞……〜っ！」 〜〜〜〜〜 　バカであるソウヤと、毒舌なイケメン女である蛍夏(ケイカ)は大学の悪友だ。大学の…

　日々を自堕落に消費していた大学四年生の住まいへ、見慣れない青封筒が一通投函された。 　「健康診断」と銘打たれた強制的な招集に渋々従うと、いつの間にやら「地獄現世支部〈じごくげん…

自分の書きたいシーンを抜粋して書いていきます。書けたら更新というスタイルで気楽にやっていく予定です。

君は「夏」という言葉に対してどんなイメージを持っている？　暑い？　眩しい？　賑やかで眩しい？　それともだるい？　もしかしたら、虚しいとか――。　夏休み初日、僕はこのクソ暑い中、美…

ラノベやweb小説でいう「わかりやすい」ってなんなんだろう？ということを考える一環として、web小説の漢字の使い方について一般文芸や青空文庫に掲載されている作品と比較を行っていま…

KAC2024 第6回お題　『トリあえず』

主人公の周囲に現れ始めたラノベ作者たち。しかし、彼らは書籍化した際の『あとがき』から書き始めていた…。 ※気まぐれ不定期更新、です。

ラウラはノルリアン王国の第1王女だ。生まれた時に銀の鱗につつまれていたために、母である王妃からバケモノと疎まれて大伯母エドラに育てられた。十二才になって初潮を迎えたラウラは、銀の…

　母校を憎んでいた。卒業をして2年も経つというのに、僕は呆れるほど母校を憎んでいた。とりわけ野球部が嫌いだった。お前らが剃り落としているのは髪の毛ではなく知性なのかと毎日考えてい…

　一日が二十四時間ではないと識っているのは、どれだけの人数だろう。 　世界が黄昏刻に染まる時――その時間は始まる。 　闇に潜み、襲い、喰らう存在が跳梁跋扈する世界。 　そんな中を…

幼い頃から両親に期待されずに生きてきた僕は、人の熱を知らない。 熱に触れたいがために、いつからか、僕は人に触ってしまうのが癖になった。 その癖のせいで、色々な人をペタペタと触り、…

　一時は科学に押されて存在感が低下した魔法だが、昨今の技術革新により再び脚光を浴びることになった。 　そんな中、ネルコ王国の王が六人の優秀な魔法使いを招待する。彼らは国に貢献され…

エタリスト……小説を完結させない犯罪者。ネットの海に大量の駄文を捨てる極悪人。 エタリスト界のイチローこと、笠井太郎。今回も小説を完結させることが出来なかった。理由は誰も読んで…

2016年に書いた『小説の書き方についてあれこれ考える』ですが、かなり大幅に考えが変わってしまったような気がするので、ここらで一度整理し直してみようと思います。 注意。 今回、…

友峰高校の文芸部に入った一年生の厚井純夏（あついすみか）は薄本知歌（うすもとちか）という女子生徒に出会い、薄本の書く小説を見せてもらうのだが…薄本の書く小説は純夏のよく読む恋愛小…

トラックの運転手である我孫子はある日、同僚を救うことで命を落としてしまう。 我孫子は現世とは似て非なる異世界の国、アッティアに赤子として転生し、アピタスと命名される。 卓越した記…

キャラバンが行き交う砂漠の王政都市マーハ。王宮で生まれ育った踊り子サフィは、とある夜、禁忌中の禁忌である「王宮脱走」を犯してしまう。見つかれば職位剥奪、二度と舞台で踊ることは許さ…

寒くなってきた１０月．吉本曜子（よしもと　ようこ）が転校してきた．しかし，彼女のぶっきらぼうな性格から悪い噂が校内に広まってしまう．そんな中，鈴木賢一（すずき　けんいち）はトゲト…

僕の着る服は全て祖母が選んだ。 僕の食事は、全て祖母の気まぐれで出された。 高校も、大学も、全部祖母に言われたところに行った。 祖母に支配されて生きてきた。 二十歳の夏、その…

完璧主義がゆえに周りの人間との関係がすっかりなくなってしまった主人公。だが、そんな主人公には唯一『完璧』と思える初恋相手『るり』がいた。そんなある日自らの手に渡った《AI》を使い…