「どうでしょう」を含む小説

　生きる、ということがこの頃わたくしにはどうもわからないのです。 　あの人が逝ってしまってからというもの、わたくしはこの世の住人ではなくなったようです。 　ある朝、わたくしは…

　この世で最も多く人を殺しているモンスターは何だと思う？ 　ゴブリン？　ドラゴン？　邪神？　いや、違うね。 　この世で最も多く人を殺しているモンスターはダンジョンだ。 　何？　…

　ダイキ、ゴロー、ヒカは「もしも現代で口裂け女に出会ったら」の想像をしていた。 　弱点であったはずのポマードは今の口裂け女に効くのか、思案していく。 　そして実際に「口裂け女」ら…

『卒業まで変装しよう』『地味で目立たなければ大丈夫』『正体がバレたら恥ずかしくて学校に行けない』と言った一人の男の子が居た。 彼の名前は藤堂秋也(とうどうしゅうや)。 その行動…

人の思考なんてのは読もうとして分かるものでもない。だから時にぶつかる。 そういうことを喧嘩と巷手は言う。そういうすれ違いは誰にでもある。 私たちにもあった。でも…私たちはそれだけ…

僕が彼女に出会ったのは必然だ。必要とし必要とされる需要と供給の関係。株式みたいだ。買いと売り。株価は上昇する。どんなに胸が傷んで苦しくても僕は自分の人生を全うする。たとえ塀の中に…

　外国から朝香襟と言う名の自称、魔法使いだった女が魔法を身に着けて寮に戻って来た。 　だが、魔法を使うには如何わしいことをしないといけない。 　これはただの感想かもしれない。だけ…

舞台は愛媛県松山市沿岸部に位置する三津浜商店街。 その三津浜は古来から愛媛の海の玄関口として栄え、また近代俳句の祖である俳人正岡子規やバルチック艦隊撃破の名参謀として名を馳せた秋…

　SARF×カクヨム 短編こわ～い話コンテスト 参加作品です。 　脚本型というのもありますが、それ以上に現実の土地とリンクさせるためにホラー要素はほぼありません。 　多分一番の…

過去作品、再編集。

『大人』がきらいな未成熟な『大人』、 『もも先生』。 『山岸先生』はもも先生の3歳年下。 なんでもそつなくこなしてしまう有能な山岸先生のことも、もも先生はきらい。 器用に生きて…

私は温泉が好きだ。お風呂セットは常備しており、いつでもすぐに出掛けられるようにしている。 しかし、その日は痛恨のミスを犯してしまった。 どうあっても、周りの人に知られたくない。地…

プライドが高くてどうしようもない人間だなと思うよ

【第７回ホラー・ミステリー小説大賞で謎解き賞を受賞しました。ありがとうございました！】 　望んだ記憶だけを消すことができる技術「記憶消去方」。 　この、記憶消去方を開発していた…

　この魔物が蔓延る世界の小さな村で、一人の少年が生まれた。 　彼の名は　 　「サクセス」　 　明るい父親と心優しい母親の間に生まれた、農家の三男だ。 　サクセスは両親の温か…

大学の教科書、問題集に「解答集」がついていた。大学生の私は、ラッキーとばかりに切り取るのだが、怒ったＳ先生は全回収すると言い出して……。ヒヤヒヤする、スリリングな講義の時間！ …

　65歳の誕生日を迎えた野村直人は、その日長年勤めた会社を定年退職した。 　形ばかりの退職式を済ませ、最後の帰宅を終えた彼は、今後の身の振り方について言い知れぬ不安に襲われる。な…

彼の為に何が出来るのか。 どうしたら彼が幸せになれるのか。 そこに、、私が居て良いのか。

　育ちが良いカクヨムユーザーの方々の中で自分は珍しく育ちが悪く、口もちょっとだけ悪いかもしれません。 　そんなことはどうでもいいんだ。 　お前らよぉ、どうして俺を楽しませて喜ば…

私は城崎[しろざき]ユメ！ 14才の中学生なのに活動中！！ 今どきアイドル!? 私はアイドルじゃありません！！ 配信者なんです！